写真とイラストで辿る 金子みすゞ

著者 :
  • 勉誠社(勉誠出版)
3.50
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 10
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (147ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784585295051

作品紹介・あらすじ

大正・昭和の童謡詩人、金子みすゞ。
草花や動物たちが言葉を持つ優しい詩は、彼女が見た風景から生まれた。
歌に詠み込まれた仙崎八景や下関の街並みを、当時と現代の写真を見比べながら巡る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「みんなちがって、みんないい」で有名な『私と小鳥と鈴と』。東日本大震災で一世風靡した『こだまでせうか』。どちらも収録されているのは詩集『さみしい王女』。この詩集には、人の心に寄り添うみすゞの弱さのようなものが感じられる。ちょうど夫との関係に苛まれていた頃というのが何とも皮肉だが。みすゞが生きた長州の美しい風景に重ね合せながら、何度も読みたくなる。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

* 1956年千葉県生。
* 筑波大学大学院博士課程文芸言語研究科単位取得。
* 現在 東京成徳大学准教授。
* 主要著書
『別離/一路(和歌文学大系)』(共著 明治書院)
『斎藤茂吉 人と文学(日本の作家100人)』(勉誠出版)ほか。

「2011年 『斎藤茂吉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小倉真理子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×