欺瞞の書 (叢書・ウニベルシタス 483)

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588004834

作品紹介・あらすじ

躍動するバロックの文体でみずからのエクスタシー = 神秘体験を語り,絶対的融合の宇宙として超越の言語を創出する若きシオランの思想的営為の全容を示す初期作品。

著者プロフィール

E.M.シオラン(E. M. Cioran)
1911年、ルーマニアに生まれる。1931年、ブカレスト大学文学部卒業。哲学教授資格を取得後、1937年、パリに留学。以降パリに定住してフランス語で著作を発表。孤独な無国籍者(自称「穴居人」)として、イデオロギーや教義で正当化された文明の虚妄と幻想を徹底的に告発し、人間存在の深奥から、ラディカルな懐疑思想を断章のかたちで展開する。『歴史とユートピア』でコンバ賞受賞。1995年6月20日死去。著書:『涙と聖者』(1937)、『崩壊概論』(1949)、『苦渋の三段論法』(1952)、『時間への失墜』(1964)、『生誕の災厄』(1973)、『告白と呪詛』(1987)ほか。

「2023年 『四つ裂きの刑〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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