虚構と想像力: 文学の人間学 (叢書・ウニベルシタス 794)

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (580ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588007941

作品紹介・あらすじ

さまざまなメディアが文明化の過程で意義を増すかたわら、文学の立場はますます失われつつある現状を見据え、文学に残された意味機能を探る。想像力や虚構的なものなどの思考の変遷をたどり、ポスト構造主義的・デリダ的考察を経て、人間社会に対する想像上のものが担う役割と意味の重要性を主張。文学の虚構性が想像上のものを活性化し、文学作品を可能にするメカニズムを解き明かす。

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  • 2009/6/14図書館で発見
    2009/

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著者プロフィール

ヴォルフガング・イーザー
(Wolfgang Iser)
1926年生まれ。ドイツのコンスタンツ大学の英文学・比較文学の教授。カリフォルニア大学でも講座をもつ。ハンス・ローベルト・ヤウスとともに、現象学、プラハ言語サークル、解釈学の影響を受け、読者あるいは読書行為に焦点を当てた受容理論、読者反応批評を展開するコンスタンツ学派を形成。現代ドイツを代表する文学批評理論家。邦訳書に『行為としての読書─美的作用の理論』(岩波書店)、『解釈の射程─〈空白〉のダイナミクス』(法政大学出版局)などがある。

「2023年 『虚構と想像力〈新装版〉 文学の人間学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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