批評的差異: 読むことの現代的修辞に関する試論集 (叢書・ウニベルシタス)

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588010460

作品紹介・あらすじ

脱構築批評の最も魅力的な実践として名高いバーバラ・ジョンソン(1947-2009年)の代表作が、30年の時を越えて待望の完訳! バルト、マラルメ、デリダなどの難解な著作を扱いながら、明晰にしてスリリングな思考が躍動する本書は、イェール学派が生んだ若き知性にのみ達成しえた輝きに満ちている。ジョンソンの師であるポール・ド・マン研究の第一人者による達意の訳文によって、世界に衝撃を与えた書物がついに全貌をあらわす。

著者プロフィール

(Barbara Johnson)
1947年、ボストン近郊に生まれる。オバーリン・カレッジからイェール大学に進み、1977年、ポール・ド・マン(1919-1983年)のもとでPh. D.を取得(フランス語・フランス文学)。イェール大学でフランス文学・比較文学を講じた後、ハーヴァード大学に移り、2009年に亡くなるまで教授を務める。ディコンストラクション批評をリードした「イェール学派」の第二世代を代表する研究者の一人。邦訳されている著書には、本書のほか、『詩的言語の脱構築――第二ボードレール革命』(原著1979年/土田知則訳、水声社、1997年)、『差異の世界――脱構築・ディスクール・女性』(原著1987年/大橋洋一・青山恵子・利根川真紀訳、紀伊國屋書店、1990年)がある。

「2016年 『批評的差異』 で使われていた紹介文から引用しています。」

バーバラ・ジョンソンの作品

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