理性・真理・歴史 〈新装版〉: 内在的実在論の展開 (叢書・ウニベルシタス 455)

著者 : ヒラリー・パトナム 野本和幸 中川大 三上勝生 金子洋之

• 法政大学出版局 (2012年11月8日発売)

作品紹介・あらすじ

事実と価値、合理主義と非合理主義、客観主義的実在論と主観主義的相対主義、心身二元論等々のあらゆる二分法的思考の桎梏を絶つべく、真理と合理性の関連を精緻に分析する。形而上学的実在論とクーン、ファイヤアーベントらの相対主義を排して、分析哲学の新地平を拓く。

感想・レビュー・書評

[baxさんの感想 · 2014年11月5日]

［　内容　］
あらゆる二分法的思考の桎梏を断つさまざまな真理論はそれ自体が疎外された見解だ、とする立場から、二分法的思考を批判して、真理と合理性との関連を精緻に分析する。
形而上学的実在論とクーン、ファイヤアーベント、フーコーらの相対主義的立場をともに排し、分析哲学の成熟を示す内在的実在論を樹立。

［　目次　］
第１章　水槽の中の脳
第２章　指示に関する一問題
第３章　二つの哲学的な見方
第４章　心と身体
第５章　二つの合理性概念
第６章　事実と価値
第７章　理性と歴史
第８章　近代の合理性概念に科学が与えたインパクト
第９章　価値、事実、認識

［　問題提起　］


［　結論　］


［　コメント　］


［　読了した日　］