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- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588100123
作品紹介・あらすじ
人間は一体いつ頃から、散歩を始めたのか。ホモ・アンブランス(散歩人)は古代都市とともに誕生し、散歩は、都市生活の倍音を伴った一つの原初的な定位行動として、〈界隈〉という〈見えない都市〉の隠れた系譜を脈々と紡いできた。ソクラテスのアゴラから、ベンヤミンのパサージュ、戦後日本の焼跡・闇市的界隈に及ぶ、散歩という日常行動の古層と深層を照らし出す記号論的考察。