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- Amazon.co.jp ・本 (874ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588110283
作品紹介・あらすじ
本巻には、狭義の文芸評論から遠ざかり、政治の改革者あるいは文明評論家として現れた嶺雲が、北清事変への従軍から帰って『中国民報』の主筆となり、それを辞して東京に去るまでの「岡山時代」のうち、1901~04年の評論及び感想を収録。嶺雲の発禁評論集第一号となった『壺中観』を巻頭に収め、人種的・社会的・性的な平等が確保された世界共同体の形成を展望する思索の総体が明らかにされる。