人間本性論 第1巻〈普及版〉: 知性について

著者 : D.ヒューム 木曾好能

• 法政大学出版局 (2019年4月19日発売)

作品紹介・あらすじ

経験と観察に基づく〈人間の学〉を目指し、観念・記憶・想像・感覚・印象・信念・習慣・人格の同一性等々広範な精神領域を考察する。イギリス経験論哲学の最高峰。待たれていた普及版、ついに刊行はじまる。

感想・レビュー・書評

[ときおさんの感想 · 2021年5月4日]

高いけどその分の価値はあった。人間の認知能力に疑いを持ってしまう人におすすめ。

著者プロフィール

（David Hume）
1711年4月26日生まれ。スコットランドを代表する哲学者。エディンバラ大学で学び、哲学やその他の分野についての執筆活動をするとともに、フランス大使秘書などに就く。ルソーとの交流とその破綻はよく知られている。1776年8月25日死去。おもな著作は、『人間本性論』（1739-40）、『人間本性論摘要』（1740）、『人間知性研究』（1748）、『道徳原理研究』（1751）、『宗教の自然史』（1757）、『イングランド史』（1754-61）など。死後『自然宗教に関する対話』（1779）が公刊された。

「2020年 『人間知性研究〈普及版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」