われわれと他者 〈新装版〉: フランス思想における他者像 (叢書・ウニベルシタス 707)

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (658ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588140020

作品紹介・あらすじ

モンテスキュー、モンテーニュ、ルソーからレヴィ=ストロースにいたるフランスの思想家や作家たちは、人種や民族の問題をどのように捉えてきたか──彼らとの対話を通してその思想的系譜を仔細に検討し、人種差別や外国人排斥という近代の病理の淵源を探りつつ、現代世界に生きる人間の倫理を問う。

著者プロフィール

Tzvetan TODOROV(1939-2017) ブルガリア出身のフランスの文芸理論家、思想史家。当初は構造主義的文学理論を代表する論者として知られたが、世界の中の人間を直接的に論じる著述を、他者論、民主主義論、絵画論といった幅広い領域をフィールドとして次々と発表し、過去と対話しつつ現代を思考する姿を見せる。

「2021年 『善のはかなさ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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