水と夢 〈新装版〉: 物質的想像力試論 (叢書・ウニベルシタス 898)
- 法政大学出版局 (2016年1月15日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588140303
作品紹介・あらすじ
原初の生命に力を与えた物質、水。かぎりない流動性をもち、海水にも淡水にも、泥にも乳にもなるこの生成のエレメントは、知覚し想像する人間に、ときには母の穏やかな幸福を、ときには冷たく孤独な死の危険をあたえる。詩句や神話に表現された水の想像力への「物質主義的」分析が、新しい文芸批評の時代を予見させた記念碑的な著作。詳細な註とともに、約40年ぶりの新訳でよみがえる。
感想・レビュー・書評
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科学思想を専門とする先生から、聞いた一冊。
流し読みをすることを勧められ、パラパラとみて、気になった箇所しか読んでいない。
印象としては、水をテーマとし、物質的な水や文学的な水、など、さまざまな水の面が描かれており、科学書でもあるが、文学的要素も持つなという感じ。
バシュラールの文章は、理解はしにくいが、綺麗な言葉で綴られているように感じる。
先生が言っていたとおり、一文で強い意味を持つ文章体である。
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