無知な教師〈新装版〉:知性の解放について (叢書・ウニベルシタス 959)
- 法政大学出版局 (2019年11月20日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588140525
作品紹介・あらすじ
人間の平等という原則に目を閉ざし、知性の優劣という虚構によって人びとを序列化してきた近代教育。他者への侮蔑にもとづく「愚鈍化」の体制から身を引き剥がし、現実の不平等に立ち向かう知性の主体となるために必要な学びの原理とはどのようなものか? 十九世紀の「無知な教師」ジョゼフ・ジャコトがめざした革命的教育の教えをモデルに、今日の「侮蔑社会」の泥沼から解放された人間を待望する。
感想・レビュー・書評
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第23回アワヒニビブリオバトル「社会人になる人に読んで欲しい一冊」で発表された本です。
チャンプ本
2017.03.07 -
ヴェイユやホッファーを好む人におすすめの本。
うまく書けないが、大きな視点では自分の道を進んでいく人はどういう人なのかがわかる本です。
小さな視点では、ジャコトという教育者をとおして、学問の開かれについて当時の世相とともに描かれている。
とてもよい本だった。
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