オマージュの試み〈新装版〉 (叢書・ウニベルシタス 245)

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588140617

作品紹介・あらすじ

エリアーデ、カイヨワ、ベケット、ボルヘスなど、同時代人たちの肖像を、その思想を生きている生ま身の存在として描き、その風貌を友情と愛惜をこめて語る。さらには、ヴァレリーから、フィッツジェラルドの『壊れる』までも論じて、〈窮極的なるものへの情熱〉への共感をつづる。

著者プロフィール

E.M.シオラン(E. M. Cioran)
1911年、ルーマニアに生まれる。1931年、ブカレスト大学文学部卒業。哲学教授資格を取得後、1937年、パリに留学。以降パリに定住してフランス語で著作を発表。孤独な無国籍者(自称「穴居人」)として、イデオロギーや教義で正当化された文明の虚妄と幻想を徹底的に告発し、人間存在の深奥から、ラディカルな懐疑思想を断章のかたちで展開する。『歴史とユートピア』でコンバ賞受賞。1995年6月20日死去。著書:『涙と聖者』(1937)、『崩壊概論』(1949)、『苦渋の三段論法』(1952)、『時間への失墜』(1964)、『生誕の災厄』(1973)、『告白と呪詛』(1987)ほか。

「2023年 『四つ裂きの刑〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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