楠 (ものと人間の文化史 151)

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588215117

作品紹介・あらすじ

成長は遅いが着実に大木となることから、生き方のモデルとなり、また、信仰の対象ともなった楠は、同時に医薬品や防虫剤・農薬の原料、セルロイドの可塑剤として、人びとの暮らしに重要な役割を果たしてきた。本書は、その語源と字源、分布と繁殖、文学や美術における楠からキューピー人形や樟脳の船まで、楠と人間の深いかかわりの歴史をあとづけ、樹木と神道を論じて自然保護の問題にもおよぶ。〔文化史・植物〕

感想・レビュー・書評

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  • 全国の約100の巨樹の一覧がある。
     参考文献も豊富で、とても勉強になる。
     できれば、全部の写真があると嬉しかった。
     別途写真集か,旅行ガイドを作ってもらえると嬉しい。

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著者プロフィール

1938年,三重県伊勢市に生まれる.國學院大學文学部日本史学科卒業.1962年伊勢神宮に奉職.神宮禰宜,神宮司庁広報課長,文化部長,神宮徴古館農業館館長などを歴任.2002年退職.現在,NPO法人五十鈴塾塾長.
著書:『鮫』『鮑』『枕』『杖』『亀』(以上,法政大学出版局・ものと人間の文化史),『伊勢神宮』,他多数.

「2010年 『楠(くすのき)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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