人民主権について (サピエンティア)

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  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588603310

作品紹介・あらすじ

政治には、現実政治と言説的な表現である政治的なるものの両義性がある。「政治の両義性」をどのように判断し調整し定位するかは主権者に委ねられているが、それでは現代政治において人民主権は存在するのか? 本書は、機能不全をきたしている政治を私たちの手に取り戻すために、主権、主権者、ポピュリズム、代表などの政治的な概念との対話を重ねながら人民主権概念を再考する。

著者プロフィール

1979年生まれ。一橋大学社会学部、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ政治学部博士課程(博士号候補資格取得)を経て、一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻博士後期課程を単位取得退学。博士(社会学・一橋大学)。日本学術振興会特別研究員を経て、現在、早稲田大学社会科学総合学術院助教。
主な著作・訳書として、「主権国家の意義?」杉田敦編『守る――境界線とセキュリティの政治学』(風行社、2011年)、「日本国憲法前文は誰が書いたか――行為遂行性と事実確認性の間」中野勝郎編著『市民社会と立憲主義』(法政大学現代法研究所叢書34、法政大学出版局、2012年)、ウィリアム・コノリー『プルーラリズム』(杉田敦・鵜飼健史・乙部延剛・五野井郁夫訳、岩波書店、2008年)、ほか。

「2013年 『人民主権について』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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