生きるんだ名犬パール (わたしの動物記 6)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591020739

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  • 昭和20,30年代の、わたし家族とオールド・イングリッシュ・シープドッグのパールのお話です。
    とにかく、こんなにも貧しかったのかという感じです。

  • 2016/02/18。2016年2冊目。
    お嬢さんの学校図書、「生きるんだ!名犬パール」読み聞かせ2日目で了読。
    いつもは小学校の図書館の本は、一人で読んでさっさと返却しているようなのですが、こちらのこの本、以前からわたしがお嬢さんに話していたので、わざわざ借りてきてくれました。
    一年生ではまだ読めない漢字もあるし、わたし自身が読んだのも小学3、4年くらいだった気が…ということで、読み聞かせなんですが。

    今夜はいささかしんどかったです。
    知ってたんだけどね。号泣するって^^;
    この本は、多分、初めて本を読んで泣いた本。
    その昔小学校で読み始め、泣きそうになって慌てて本を閉じた記憶がくっきりあって。
    お陰様で、最後の一章丸々号泣しながら読んじゃいました。

    この本は作家であるお母さんの一人称で語られる実話の物語なのですが、最後の方は、お家が火事になってしまい家族が…というところでして。当時読んだ時はそれこそ子どもの視点でしたけど、今回読むとまんま母の目線…
    ちょっと臨場感出すぎてしまって…
    (火事の最中、三男の行雄くんの名をを呼ぶお母さん…また泣けて来ます)
    聞いてるお嬢さんも号泣。
    お嬢さんにとっても初めての本を読んで泣く…という経験になったようです。

    ただただ悲しい物語ではないのです。しかもタイトルはわたしが号泣したところとは全然違うエピソードだし。
    昭和の空気感とか、家族のあたたかさとか、なによりふあふあもこもこのパールに癒されたりする、素敵な物語だと、ん十年?ぶりに再読して思ったわけです。

    でもやっぱり、行雄くんのエピソードのインパクトが強いかな。
    ホウホウと泣くという行雄くんの声が、不思議なことに耳から離れないのですもの。
    切ないなぁ…

    さて、読み聞かせといえば、「果てしない物語」もゆっくりゆっくり続いています。
    まだまだやっとアトレーユが旅立つことになったばかりですけど。お嬢さんがもう読み聞かせなんていらないよって飽きるまで、果てしなく読んでいこうと思います^^;

  • 小さい時から何回も何回も読んでいる一冊です。
    こどもにも読ませたいです。

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