- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591057575
感想・レビュー・書評
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「理想を胸に、ひたすら土を愛し、農家を愛し、人びとの心にふれるたくさんの詩や童話をのこしていった、賢治の崇高な生涯を描きます。」
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宮沢賢治のことを知るにはわかりやすかった。
岩手出身でお金持ちの人だったんだね。
そしてめちゃくちゃ頭がよくて農学、科学、天文学、宗教学といろんな分野に精通してたから、詩や童話をかけたんだなー。
でも法華経にはまりすぎて家族と喧嘩になったり、結局は自立した生活ができてなかったりと、人として弱い部分もある人だったんだね。
そしてveganだった。
こころに残った文は、むかし、わたしたちの父の時代は、まずしくも楽しく生きていた。そこには農民たち心の支えとなる芸術や宗教があった。それなのに、いまわたしたちにあるのは、ただはたらき、生きることだけである。心の支えであった宗教は、科学におきかえられた。ただその科学だけでは、人の心はすくえない。科学は冷たく人間をつきはなしてしまう。わたしたちはあたらしく正しい道を行って、わたしたちの理想とするものを作らなくてはならない。その素晴らしい芸術で、暗くつらい仕事を美しいものにするのだ。ここにわたしたちのつくりだすべき、楽しい仕事がある。 -
宮沢賢治の本はいっぱい読んだけど、
こんなすごい人が書いた本だったんだなぁって思った。
注文の多い料理店も他の本も、
あんなにおもしろいのに、最初は売れなかったって、
びっくりした -
チビ1号、移動図書館にて
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