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- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591058558
感想・レビュー・書評
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笠原太郎団長率いる「グランド・サーカス」に突然、骸骨の怪人が現れ、空中ブランコに乗ったり、象の上に立ったりとプロ以上の曲芸を披露して、場を騒然とさせる。本作では、宝石や金塊の盗難という話ではなく、骸骨怪人が笠原団長を脅し恐怖に陥れるという物語である。このお話が面白かったのは、この骸骨怪人が笠原団長になぜそのような所業を働くのかが分かったときであった。これまで読んできた少年探偵シリーズとは異なるテイストの作品で、読みごたえがあった。サーカスは少年探偵シリーズにぴったりのシチュエーションである。昭和32年作。
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2012年10月10日
装丁・さし絵/藤田新策
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