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- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591075852
感想・レビュー・書評
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いやー、レベル高い。僕が中学2年生のとき、こんなの読んでも理解できなかっただろうなあ。
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永井龍男の「黒い御飯」を読みたくて、探したところ、
なかなか見つからず、中学二年生の読書の時間用に
作られた本書を購入。
児童書のように大きな文字、ふりがなに、うんざりしながら
読み始めたところ、これが、なかなか読みごたえのある
短編ばかり。
短編ならではの、最後、ぽーんと突き放す、あとは
読者各位、考えて見給え…そんな作品が選ばれていて
一作、一作、短い時間で読み終えられたが、
余韻に浸ることしばし・・・切なかったり、考えさせられたり
短編の醍醐味を味わうことができた。
私の中学二年のときに、この本に出会えていたら・・・
そんな悔しさも覚える一冊だった。