読書の時間に読む本 (中学2年生)

著者 :
制作 : 西本 鶏介 
  • ポプラ社
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本棚登録 : 18
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591075852

感想・レビュー・書評

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  • いやー、レベル高い。僕が中学2年生のとき、こんなの読んでも理解できなかっただろうなあ。

  • 永井龍男の「黒い御飯」を読みたくて、探したところ、
    なかなか見つからず、中学二年生の読書の時間用に
    作られた本書を購入。
    児童書のように大きな文字、ふりがなに、うんざりしながら
    読み始めたところ、これが、なかなか読みごたえのある
    短編ばかり。
    短編ならではの、最後、ぽーんと突き放す、あとは
    読者各位、考えて見給え…そんな作品が選ばれていて
    一作、一作、短い時間で読み終えられたが、
    余韻に浸ることしばし・・・切なかったり、考えさせられたり
    短編の醍醐味を味わうことができた。
    私の中学二年のときに、この本に出会えていたら・・・
    そんな悔しさも覚える一冊だった。

著者プロフィール

井伏鱒二 (1898‐1993)
広島県深安郡加茂村(現、福山市加茂町)出身。小説家。本名は井伏満寿二(いぶしますじ)。中学時代より画家を志すが、大学入学時より文学に転向する。『山椒魚』『ジョン万次郎漂流記』(直木賞受賞)『本日休診』『黒い雨』(野間文芸賞)『荻窪風土記』などの小説・随筆で有名。

「2023年 『対訳 厄除け詩集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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