水の精霊: Purify the Earth (第2部) (teens’ best selections 2)
- ポプラ社 (2003年6月1日発売)
本棚登録 : 56人
感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591077085
感想・レビュー・書評
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いきなり犀八も死んでいて、主人公も成長している。
しかも主な舞台が京都になるとは驚いた。
でも、本書のテーマから考えたら納得。
思春期独特の捻れと爆発する感情にひっぱられて、一気読み。
一方で、何かしらあるだろうとは予想していた進藤が、予想以上のものを背負って、意外な絡み方をしてきたのが興味深かった。
主人公の世界と大人の世界を平行して描いていくところが、単なる和製ファンタジーとは一線を画す深みをもたらしている。
良くも悪くも重厚なシリーズだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2010年6月17日
相変わらず、都会の悪の日常と自然と日本の神と自然を敬うセゴシの民の話 男性の書いたファンタジーという感じの力強さと政治や人の心の汚れた部分を見せつつ、自然の清涼感を出して陰陽の強い物語と思いました。児童文学とするには、大人向けの裏事情が灰汁が強い -
ようやく第1部で、散らかっていた話が纏りつつある。しかしまだ説教くさい気がする。第三部読むかは微妙。
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幻の民の血を引く少年・真人は高校に進学し、次第に能力を開花させていく。しかしその背後では、真人の知らない大きな力が動き始めていた。幻の民の末裔たちを描く壮大なファンタジー、第2部。
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