水の精霊: Purify the Earth (第2部) (teens’ best selections 2)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 56
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591077085

感想・レビュー・書評

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  • いきなり犀八も死んでいて、主人公も成長している。
    しかも主な舞台が京都になるとは驚いた。
    でも、本書のテーマから考えたら納得。
    思春期独特の捻れと爆発する感情にひっぱられて、一気読み。
    一方で、何かしらあるだろうとは予想していた進藤が、予想以上のものを背負って、意外な絡み方をしてきたのが興味深かった。
    主人公の世界と大人の世界を平行して描いていくところが、単なる和製ファンタジーとは一線を画す深みをもたらしている。
    良くも悪くも重厚なシリーズだ。

  • 2010年6月17日
    相変わらず、都会の悪の日常と自然と日本の神と自然を敬うセゴシの民の話 男性の書いたファンタジーという感じの力強さと政治や人の心の汚れた部分を見せつつ、自然の清涼感を出して陰陽の強い物語と思いました。児童文学とするには、大人向けの裏事情が灰汁が強い

  • ようやく第1部で、散らかっていた話が纏りつつある。しかしまだ説教くさい気がする。第三部読むかは微妙。

  • 幻の民の血を引く少年・真人は高校に進学し、次第に能力を開花させていく。しかしその背後では、真人の知らない大きな力が動き始めていた。幻の民の末裔たちを描く壮大なファンタジー、第2部。

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著者プロフィール

横山 充男
高知県に生まれる。四万十川のほとりにひらけた町で育つ。『少年の海』で児童文芸新人賞、『光っちょるぜよ!ぼくら』で日本児童文芸家協会賞(ともに文研出版)。ほかに『少年たちの夏』、『水の精霊』シリーズ(ともにポプラ社)、『鬼にて候』シリーズ(岩崎書店)『ラスト・スパート!』(あかね書房)、『自転車少年』(くもん出版)など多数。

「2022年 『牧野富太郎 植物の神様といわれた男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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