水の精霊: Purify the Earth (第4部) (teens’ best selections 6)
- ポプラ社 (2004年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (470ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591082034
感想・レビュー・書評
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読みながら『帝都物語』を思い出していた。
男性作家が描くファンタジーの系譜に連なる感じか。
説明的で、説教臭さがあるのがくどく感じてしまって、物語に入り込めなかった。
周辺の人々についても、どうも消化不良な感じが。
この程度に収めるなら、もっと二人にフォーカスしても良かったんじゃないかな。
ストーリーは悪くはないのだけど、どうも好みではないのかね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2010年8月3日
続きが有る終わり方で、未解決の所も有りました。 -
私たちが学ぶ歴史は勝者の側から書かれたものであること・・・史実とされてきたことでも、それを語る立場によって、全く違う側面がみえてくること・・・・
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日本の歴史からその名を抹消された土蜘蛛族の血脈を継ぐ者たちが、呪術呪法により体制転覆を図る。陰謀に巻き込まれた真人が運命の一歩を踏み出したそのとき、地球上を浄化の風が吹き抜けて…。魂がふるえる、シリーズ完結編。
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クライマックスの「三の花」を迎える為の渦に巻き込まれて行く真人とみずき。説明が多くてイマイチ盛り上がりに欠ける気が・・・「三の花」をあそこまでひっぱってきてあれではちょっと拍子抜け。まあ主人公は世界を救うとか大仰な事はしたくない、と言っていますのでそれでいいのかもしれませんが・・・。しかし将来風鈴屋というのはどうでしょうか。みずきチャンは最後まで添え物的であったのが残念です。だからこそカワイイのではありますが。いつかヤマト帯を旅してみたいものだと思う次第であります。