ぼくたちの生きる理由(わけ): ホスピス病棟405号室 (シリーズ・未来へのつばさ 1)
- ポプラ社 (2004年11月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591083499
作品紹介・あらすじ
横浜甦生病院ホスピス病棟。ここでは、もうこれ以上治療することがむずかしいと診断された、末期ガンなどの患者たちが生活している。「死」について考えることは、「いのち」について考えること。心をかよわせて、からだの痛みだけでなく心の痛みもとかしてゆく、小沢竹俊医師と患者の交流を見つめたノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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『13歳からのいのちの授業』という本を読んでからこの本にたどり着きました。患者さんの言葉、患者さんの家族の言葉、医師の言葉…それぞれの立場でそれぞれが思い発する言葉が印象的で、自然と涙が出てきます。読後感がとても良かったです。
近い将来の死を意識して初めて、今の生を見つめ直すことが出来るのかもしれませんね。『13歳からのいのちの授業』と似た内容もありますが、異なる視点、構成で描かれているので、併せて読んで良かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ホスピスで人生の最期を世話する現場の話し。
そこには、一般の医師が挑む「病気を治す行為」とは異なる世界観がある。
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