ぼくらの天使ゲーム (「ぼくら」シリーズ 2)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 554
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591095782

感想・レビュー・書評

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  • 私がこの本で一番面白いなと思ったのは、「一日一善運動」だ。前まで、あんなにめちゃくちゃなことをやっていたのにと思うが、彼らがやるのは善いことはしているのだが、大人が「う~ん」とうなることをやるのだ。そこが面白かった。そして、幼稚園を「老稚園」にするアイディアもさすがだなと思った。こんなに面白いことを考えて、しかもそれを実行する彼らは本当にすごいと思うし、登場人物の個性がそれぞれあって楽しんで読めた。

  • 前巻とはちょっと毛色が違うなぁ
    前はただ痛快溌剌ってかんじで
    サイダーみたいで面白かったけど
    今度は事件が重いせいかちょっと後味が悪い感じがする
    そのかわり事件が入り組んだり繋がったりして
    CSIみたいな複雑なミステリーの感じが出てきたので
    私的にはそんなに嫌な変化ではなかったです

    老稚園、あれ本当にあったらなって思いました
    みんないつかは年寄りになるんだから、もっとお祖父ちゃんお祖母ちゃんにお金使っても損はしないと思うな
    今のままじゃ年を取るのが憂鬱になってくだけ

  • まず、木枯し紋次郎って誰?1970年頃の小説・ドラマの主人公なんですね。ちょっぴり時代を感じました笑。廃工場に立てこもった夏休みが明けると、嘘や建前にまみれた大人達を懲らしめる一日一善”天使ゲーム”が始まった。そんななか、学校の屋上から3年女子生徒が飛び降りるという事件が起こり、自殺ではなく他殺だという。老稚園計画を妨害する地上げヤクザと闘いつつ、先輩の仇討ちをする中学生たち!前作以上に破茶滅茶やりすぎ感は否めませんが…悪い大人を痛めつける悪知恵と実行力、なかなか痛快でおもしろかったです。

  • 読んでないと思ったら読んでた笑
    安定のおもしろさ!!

  • 生徒に「このシリーズ人気あるでしょ」と言われて読んでみた1冊。高学年の男の子に人気らしい。「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」を思い出すような、大人と闘う中学生の話。
    夢中になって読みこめた。登場人物がとても生き生き活動しているのですごく楽しくなる。多分、自分が中学生や小学校高学年の時に読んでいたら、登場人物たちのメンバーの一員になった気がするのだと思う。私が魅力的に感じたのは、中学生の立てる作戦をサポートしたり、中学生を温かく見守る大人キャラクターだった。

  • なんなんだ、この展開!まさに一気読み。宗田理は何歳なんだ?作家ってすげぇなぁと改めて感心する。

  • 前作に続きぼくらの仲間が大活躍\(^o^)/
    早く次が読みたい!
    わたしは英治がお気に入り

  • 悲しかったなあ この話

    泣けるなあ この話

    君にも届けよう この話

    プレゼントフォーユー 君に
    プレゼントフォーユー 君だけに

著者プロフィール

1928年東京生まれ。1937年~45年まで愛知県で暮らす。日本大学芸術学部卒業。シナリオ製作、編集者などを経て、1979年作家デビュー。85年に刊行された『ぼくらの七日間戦争』は映画化され、中高生を中心に圧倒的な人気を呼ぶ。主な作品に『ぼくらの七日間戦争』をはじめとする「ぼくら」シリーズ、「2A」シリーズ、「東京キャッツタウン」シリーズ(角川つばさ文庫)など多数。

「2023年 『ぼくらのオンライン戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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