ミステリ-セレクション (1)

制作 : 赤木 かん子 
  • ポプラ社
3.38
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本棚登録 : 19
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591096406

感想・レビュー・書評

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  • 百万£紙幣:金持の賭。一文無青年は,超高額紙幣をどう使うか。信用で利益を得るのが冴えてる。
    千ドル:遺産相続。不利な嘘より真実を話し遺産を譲る方が良い。
    逃げるばかりが:スレッサ
    クリスティ×2編

  •  児童書コーナーにあった赤木かん子さんによるミステリーアンソロジー。何巻か続くらしい。単に好みの問題とは思うが、満足度はまあまあ。以下雑感というかメモというか。

    ・ミス・マープルってこんなおしゃべりで可愛いおばあちゃんだったのか。知らなかった。(アガサ・クリスティ『風変わりないたずら』)
    ・『怪傑ゾロ』の作者、ジョンストン・マッカレーの作品があった(『サムの放送』)。怪傑ゾロ!昔、母の古い本で読んだなあ。内容はまったく覚えていないけど楽しく読んだような記憶がある。また読んでみようかなあ。

  • 今の日本なら国内のミステリーの入り口って、たくさんある。
    でも海外ミステリーって意外と入口が少ないような気がする。「コナン」くらいじゃない?
    大人にとっても「ファン」とか「マニア」じゃないと、読むべきリストが多すぎてどれから読んだらいいかわかんない~~>>それはワタシ!

    アンソロジーは、そんな人間に最適の入り口だなあ!と思うのだ。
    名前だけは知ってる作家とか、探偵とか、気軽に触れられるもの。
    そんなこんなで、息子に勧めるつもりが、自分の方が面白がって読んじゃいました。
    ミステリーというか、ストーリーテラーの妙編を楽しめる一冊。
    「百万ポンド紙幣」なんて、大好きな話だなあ!

    1 百万ポンド紙幣 (マーク・トウェン)
    2 千ドル (O・ヘンリ) 
    3 逃げるばかりが能じゃない (ヘンリイ・スレッサー) 
    4 サムの放送 (ジョンストン・マッカレー) 
    5 風変わりないたずら (アガサ・クリスティ)
    6 二十四羽の黒ツグミ (アガサ・クリスティ)
    7 怪人フーディーニの逃亡芸術 (寺山修司)

  • <Mystery Selection 1: Mystery is a Friend in Need>
     
    装画/角田純男
    装幀/植田麻奈美(井上則人デザイン事務所)

  • 十冊あるうち、七冊ほど読みました。一冊の中に何話かあり、短めの話なので読みやすいし、いろいろなミステリーを、自分でも考えることができて面白いです。

  • 目次

    はじめに(赤木かん子)
    百万ポンド紙幣(マーク・トウェン)
    千ドル(O・ヘンリ)
    逃げるばかりが脳じゃない(ヘンリイ・スレッサー)
    サムの放送(ジョンストン・マッカレー)
    風変わりないたずら(アガサ・クリスティ)
    二十四羽の黒ツグミ(アガサ・クリスティ)
    怪人フーディーニの逃亡芸術(寺山修司)

  • 子供にも楽しめるミステリー集。
    この最初の巻は、「古き良き時代」の話。

    「トム・ソーヤ」や「ハックルベリー・フィン」で有名な、マークト・ウェイン。
    「最後の一葉」を小さいころに子供向け文庫で読んだ、O・ヘンリ。
    マープルとポワロの、誰もが知ってる、アガサ・クリスティー。
    舞台「身毒丸」は観たことのある、寺山修司。
    ジョンストン・マッカレー・・・彼は知らない、と思ったら、「怪傑ゾロ」の作者だった。

    そして、どの話も読んだことはない、と思っていたのに、「百万ポンド紙幣」と「二十四羽の黒ツグミ」はストーリーを知っていた。
    どこかで紹介のあらすじかなんかを読んだのかな~。
    「怪人フーディーニ~」は子供が読んで面白いのかな?
    大道芸の話は、好きかもしれないけど。。。

    「百万ポンド紙幣」マーク・トウェイン
    「千ドル」O・ヘンリ
    「サムの放送」ジョンストン・マッカレー
    「風変わりないたずら」アガサ・クリスティー
    「二十四羽の黒ツグミ」アガサ・クリスティー
      →『・・・近頃の若いものときては、どいつもこいつも-肚(はら)もなければ-スタミナもない~・・・」』
       1950年頃に書かれたものなのに、今の草食系男子を彷彿とさせる記述。
       びっくり~。
    「怪人フーディーニの逃亡芸術」

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