わんわん (長野ヒデ子わんわんえほん 1)

著者 : 長野ヒデ子

• ポプラ社 (2008年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[くまぞうさんの感想 · 2023年7月23日]

文は「わん」と「ワン」の言葉だけ。
男の子と犬のやり取りが折り紙をベースに表現されている。
ちょっとレトロな雰囲気のある、ほっこりした絵本。

【ママ評価】★★
折り紙で男の子と犬が表現されている。
顔はペンで描かれていて、正直、小学生高学年くらいの子が作ったと言われても頷ける仕上がり。
だからこそ手作り感があり、ほっこりした雰囲気が漂っている。
犬の鳴き声と子どもの泣き声を「わんわん」と同じ音で表現できるアイディアのための一冊という感じ。

【息子評価】★★★
最初に犬を見て「ふふ」とちょっと笑っていた。
猫ブームだったけど、犬も可愛いと思ったのかな。
反応は悪くなく、じっと見ていた。
男の子と犬の声を分けるように読んだけど、伝わったかは微妙なところ。
犬が「ワンワン」ということはわかっているので、男の子がやっていることはわからないかもしれないけど、単純に犬を楽しんでいたような感じがする。
1歳9ヶ月

[ととせひさんの感想 · 2020年10月28日]

●おはなし会。
●わんわん、と繰り返すだけだけど、だけじゃない感じの絵本。

[momoco-cozさんの感想 · 2017年7月9日]

にゃんにゃんが良かったので、わんわんも。ぜんぶ、わんわん、で進行するので、気合を入れて読みました。

著者プロフィール

長野ヒデ子（ながの・ひでこ）
1941年、愛媛県瀬戸内今治市に生まれる。今治タオルの立ち上げに関わり今治タオル名誉ソムリエ。
「とうさんかあさん」で日本の絵本賞文部大臣奨励賞、『おかあさん がおかあさんになった日』でサンケイ児童出版文化賞、『せとうちたいこさんデパートいきタイ」で日本絵本賞受賞。「すっすっはっはっこ・きゅ・う』『まんまんばっ！』『おつきさまひとつずつ』『おにぎりおにぎりjなど絵本作品多数。「ころころじゃっぽーん』「くわず女房J「ま～るかいてちょん！Jなど紙芝居作品も数多く手がける。日本児童文学者協会、日本出版美術家協会、JBBY、絵本学会、日本ペンクラブ、紙芝居文化推進協議会、紙芝居文化の会等の会員。紙芝居文化推進協議会会長を長年務める。久留島武彦文化賞受賞。鎌倉市在住。

「2023年 『絵本のまにまに』 で使われていた紹介文から引用しています。」