- Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591110201
作品紹介・あらすじ
蟹座のB型で元同級生のふたり。ナオタ=年収0のシナリオライター(志望)。彼女ナシ。ライヤ=年収2億8千万のプロ野球選手。美人妻アリ。へっぽこシナリオライターの運命との闘いの物語。
感想・レビュー・書評
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え〜、サソリノオーの虎徹です(笑)
小野寺さん作品16冊目(^^)
今回の舞台は中央区荒川、かつて取引先があって行ったことある場所だけどもちろん意識してなかったので、今度行ってみたいと思います( ^ω^ )
主人公の直丈はシナリオライター志望だけど、ちょいちょい出てくるシナリオが面白くて、それらが映像になったのも見たくなりますね!
缶ビールにポテチもやりたくなる(笑)
あんな風にゾンビ映画についてあーだこーだ喋れたら楽しいだろうな(^-^)
※テーマはゾンビじゃない方が良いですがw
何だかんだ人のために行動したり、誠実に生きてる人に良い話が舞い込むのは小野寺さん作品らしくてホッコリしますね(^^)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
星座や血液型の占いって信じやすい私は結構真に受けてしまう。だけど、この本のように同じ蟹座のB型が同じ運命を歩むわけではない。…という事は分かってはいるのだ。
主人公直丈も運がいいのか悪いのか、運ではなくて彼自身に問題があるのか、思うような人生を送れていない。思うようにいかない生活に微妙なモテ期があって、友人に恵まれているのだから…。対比する友人がレッドソックスの大谷翔平のようになっていたら……。
「みつばの郵便屋さん」とリンクする所を見つけたからか、淡々と今を見てちゃんと生きているように見えて直丈に好印象しかなかった。 -
シナリオライター志望のアラサー男、帆村直丈が主人公のヒューマンドラマ。
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なんだ、このタイトルは? 何語だろうと思ったら、「蟹座のB(型)」のカタカナ表記でした。奇の衒いようは『牛丼愛』に匹敵するほどだと思います。
初期作品だからか、前半は独りよがりな表現や間延びした展開が目立ち、現在の小野寺さんの文章を知る身としては、読み進めるのに忍耐が要りました。
それでも、不器用で融通があまり利かないという描き方をされてきたはずの直丈が阿里のために謀事をめぐらし、密かに実行していたというひと捻りと、琴恵の救いの手で直丈に光が射すというラストに敬意を表して☆4つにしました。
蛇足ながら、小野寺さんは「バターロール」が好きだなあと思ったことも補足しておきます。 -
途中でもう読むのやめようかなと思ったけど最後まで読みました。
うん、最後の方にはすっきりしてきました。
途中まではちよっとうんざりしてしまつたのよね。
好みだとは思うけど。 -
読了せず
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伊坂幸太郎さんの話しみたいだなぁと思いながら読んだ。嫌な人が出てこなくて、好きな話。
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蟹座でB型の男女の物語。
蟹座でB型の無職のシナリオライター志望の帆村直丈は、彼女にも愛想を尽かされてしまう。
ふらっと立ち寄った風俗で、昔、好意を寄せていた同級生の棚田阿里と出会う。
彼女もまた不運な運命を背負って生きていた。
一方、同級生で同じ蟹座でB型の最上頼也は、球界を代表する左腕で活躍。
そんな帆村に最上が妻の素行調査を依頼する。
微妙な夫婦関係の最上、衝撃的な棚田との再会、交錯していく男女。
うまくまとまるようでまとまらない3人の関係を描いた描写が面白い。
良い意味で読者の予想を裏切ってくれます。 -
小学校3年生の時の同級生3人、帆村直丈(6月26日生まれ・B型)、棚田阿里(6月27日生まれ・B型)、最上頼也(6月28日生まれ・B型)の20年後、帆村はシナリオライター志望、棚田はヘルス嬢、最上は剛速球プロ投手。蟹座のB型3人それぞれに人生の転機が。主役の帆村がやや情けない感じがしました。最も魅力的なのは、最上と離婚した旧姓鈴木実果子のような気がします。テンポがよくて読みやすかったです。
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久々の途中にて放棄
読んでも読んでも展開が見えず、主人公が風俗に行きだし挫折
50ページぐらいしか読んでない -
小学3年の時の同級生。名ピッチャーかたやシナリオライターの卵。この二人と他の同級生を絡めた話し。さらっと読めるがもう少しひねりがあればな。
2014.11.19