コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状 (ポプラ文庫ピュアフル)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591114360

作品紹介・あらすじ

大事な探しものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。ミステリアスな店長が笑顔で迎えるのは、大好きな友だちに会いたいと願う10歳のさゆき、あるきっかけからひきこもりになってしまった17歳の真衣、学生時代の恋をふと思い出した作家の薫子…そこで彼女たちが見つけるものとは?ほのかに懐かしくて限りなくあたたかい4編を収録したシリーズ第2弾、文庫書き下ろしで登場。

感想・レビュー・書評

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  • 雪うさぎの旅
    さゆき風間の街に引っ越してきてまだ一週間くらい。四年生。


    人魚姫
    小野真衣
    背が低くてやせっぽちの、病気がちな少女。十七歳。

    真衣の母
    パソコンソフトを開発する会社に勤めているSE。

    磯良秋姫
    真衣と同い年のいとこ。


    魔法の振り子
    薫子
    ティーン向けの雑誌の小説新人賞を受賞して作家デビュー。

    佐藤薫
    薫子の学生時代の友人。

    莉子
    サークル仲間の親友。

    中村航一
    ホテル風早の宿泊部長。


    エンディング〜ねここや、ねここ

  • 優しくも切なく哀しいお伽噺。亡くした者を想う気持ちの温かさが、ふわりと肩にかかるカーディガンのよう。

  • シリーズ第2弾。
    ・雪うさぎの旅・人魚姫・魔法の振り子
    ・エンディング~ねここや、ねここ 4編を収録

    大事な探しものがある人は 必ず ここで見つけられる
    そんな魔法のコンビニ たそがれ堂
    今回の奇跡の招待状は、どこに届くのでしょうか・・・

    ありがちがキレイなだけのお話じゃないところが好きです。
    それでも、一番のお気に入りは「魔法の振り子」
    我が家としてホテルを愛する方は、ホテルからも愛される

    ホテルマンとしてお客様と接する事で、人を見る目や
    言葉の真実を読み取る力がつく。
    あぁ~老舗ホテルっていうのは、こうじゃなくっちゃと
    嬉しくなりました。

  • 作家さんの話が良かった…
    涙出ました。

  • 四つのお話の主人公は、それぞれの「避らぬ別れ」の悲しみに耐えていました。たそがれ堂に辿り着くまでが結構長いけれど、ラストに救いがあってよかったなぁ。

  • 心があったまるいいお話だった。たくさんの人に読んで欲しいな

  • 作家さんが主人公の話がとても良かった
    切ないけど、ふたりなりの幸せなお話だと思う

  • コンビニたそがれ堂第2弾。今回はどれもちょっと悲しいお話だった。
    人魚姫ってそういうことか。海に帰るの?魂はどうなるのだろうか・・

  • ねここやねここ

  • 大事な探し物がある人だけがたどり着ける不思議なコンビニが舞台の物語。読んだ後心がほっこり暖かく優しくなれる本です。オススメ!

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著者プロフィール

1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。著書に『シェーラ姫の冒険』(童心社)、『コンビニたそがれ堂』『百貨の魔法』(以上、ポプラ社)、『アカネヒメ物語』『花咲家の人々』『竜宮ホテル』(以上、徳間書店)、『桜風堂ものがたり』『星をつなぐ手』『かなりや荘浪漫』(以上、PHP研究所)、げみ氏との共著に『春の旅人』『トロイメライ』(以上、立東舎)、エッセイ『心にいつも猫をかかえて』(エクスナレッジ)などがある。

「2022年 『魔女たちは眠りを守る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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