(P[き]1-4)マイナークラブハウスは混線状態 (ポプラ文庫ピュアフル)

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著者 : 木地雅映子
制作 : 志村 貴子 
  • ポプラ社 (2009年11月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591114438

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(P[き]1-4)マイナークラブハウスは混線状態 (ポプラ文庫ピュアフル)の感想・レビュー・書評

  • 部員5人未満の文化部ばかりが集まった「マイナークラブハウス」。そこでは新入生が入っても相変わらずな非日常が繰り広げられている。
    秘められた恋が新たな恋を呼ぶ新局面に突入!?
    ( 以上紹介文)

    各々の人物達が意識的・無意識的に目をそらしていた事実をつきつけられていく。
    ポップな雰囲気を出しながらも相当痛い・・・

    『だ・チョーッ!だ・だ・だ・だチョーッ!だだだだだだだチョーーーッ!!』
    『だちょおおおおおおおおおうっ』
    (畠山ぴりか)

    『大人たちは今も、自分たちの傷を引き継がせるための形代として、子供たちの魂を呼び寄せている.....。』
    (畠山ぴりか)

  • 木地雅映子のマイナークラブハウスは混線状態を読みました。マイナークラブハウスへようこそシリーズの3巻目でした。第3巻では、学園小説らしく登場人物たちの恋心が描かれています。とは言え、この物語では恋の行方も一筋縄では行きません。関連する登場人物たちの目線でマイナークラブハウスのメンバーたちの行動や気持ちがコミカルに描かれていきます。畠山ぴりかの天真爛漫に見える行動と、その陰に隠れている深い暗闇のコントラストがまぶしい物語でした。

  •  読む前に覚悟していたよりずっと面白かったです。
     というのはたぶん、今回の語り部がどちらかといえば普通の子達だったからだと思います。滝や八雲君みたく、疎外されるのにある意味ふさわしい、力のある子の視点で描かれてしまうと、このお話は逆ベクトルのエリート意識で鼻持ちならなくなってしまうの。(「周りのアイツらホントバカ!」って)それが一種の負け惜しみであるところまで透けて見えて。

    だけども子供でいることって、こんなにもストレスなことだったのかなぁ。でもでも、そのストレスを原動力に巣立ちをするわけだから、親との軋轢って必要なことですよね。もちろん、出て行く先、その先受け入れてくれる場所が、どこかにあるということが前提なんだけども。
    ああそれを、このお話は見せてくれたのか。
    生きていく場所は今ここだけじゃないんだよっていう。

  • 突き抜けて馬鹿で阿呆な変わり者たちが集まった桃園会館。ありがちな弱小文化部のドタバタコメディ──と思いきや、ばっちり裏切ってくれます。
    気楽に読んでいるといきなりずきりと鋭い場面があったり、シリアスなときに「ぴりか」のキテレツ行動にうやむやになったり。
    そうしながらも、少しずつじわじわと核に近づいていくので目が離せません。

  • マイナークラブハウス3作目。子供向けとは思えない奥の深さ。
    2010/1/16

  • これほどぐさぐさと描いた作品があっただろうか、(自分のひんそな読書歴の中で)、と思うのですよ。
    色々ありますが、家族に立ち向かうことが一番エネルギーがいる、且つ怖いということを、ガツンと思い知らされます。そこを描き、その向こうまで行こうとしているところが、すごいな、と。

  • マジで混戦状態すぎるだろう、正直この小説でここまでややこしい事になるとは思ってなかったです。

    後、1巻冒頭以来ようやっと回ってきた紗鳥のターンだけど切ないことになっちゃってまあ。

  • タイトルどおり、混線状態な一冊。
    飛天のメンバーも、けっこう重要な役回りになってきており、人物相関図が欲しくなってくる。

    桃李学園は、基本的にいい先生多いよなぁ、理事長すばらしいしなぁとも思わせる一冊。

    さて、次の巻までしか出ていないようですが、ある程度まとまるのだろうか…

  • マイナークラブハウスシリーズの3作目。
    相変わらずテンション高い部分もあるけれど、今回はより各々が抱える重くて暗い部分が描かれていました。
    10代の頃って、色々悩みますもんね。
    それに加えて、恋愛話も。
    悩みは尽きないですね。

    個人的には、登場人物がいっぱいで、ちょっと訳わからなくなってしまいました。

  • 合宿にいくあたり、「RDG」の夏休みのすごしかたを思いだしてしまうのはなぜかしら。

  • 「日本印度化計画」が出て来た。
    最近、筋肉少女帯のDVDを買ったところで、なんとタイムリーなのかしら。
    こういった自分の興味の繋がりに遭遇すると何だか嬉しくなります。
    偶然か、必然か…。
    続きを待つ!

  • 最後こうなるのか、と思った終わりでしたが、登場人物たちの思考はやっぱりすごくよくわかるというか、ほんとエグイところをつきますねーと言ったところ。
    若木さんに似てるかもなとちらり考えました。ええ、好きです。

  • 名門私立高校の敷地内にある森の奥には、マイナーなクラブのための古びたゲストハウスが建っている。
    演劇部、園芸部、ウクレレ部、マイナークラブに所属するちょっとおかしな人々の青春群像劇だ。
    やり過ぎ感のあったキャラクター造詣も、三作品めとなると定着してきたなぁと感じる。
    本書では登場人物の抱える傷について今まで以上にスポットが当たる。彼らの抱く痛みはフィクションではステレオタイプだけれど、傷ついた子どもがどうやって損なわれた自分自身を回復させるのか、あがく様子は切実で胡散臭いくらいオリジナリティに溢れている。
    暗い内面を明るく覆うふざけたエピソードの合間に、真っ直ぐな言葉がふと置かれていて驚く。
    十五、十六歳のいっちょまえの体に成長しても生活のことを考えずに生きていける子どもは世界にどれくらいいるんだろう、というような科白にどきりとした。
    普段はそんな恵まれた子どもだった「世界の中の自分」については忘れているし、我が儘勝手に振る舞うことが許される年齢の登場人物がそんなことをさらりと口にしてしまう著者の視線の冷静さに驚くのだ。
    ひとつの節目を迎えたように感じるシリーズだが、このあとどうなるんだろう。

  • ほとんどみんな片想いしてるんだけど、ありきたりな甘酸っぱさとはほど遠く。
    個性的なキャラばっかりで、でも文章は誰の視点でも優しくて楽しい雰囲気に溢れていて、不思議と心地良い。
    進展が気になるような、ずっと変わらない関係でいてほしいような。

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