([る]1-5)八つの犯罪 怪盗ルパン全集シリーズ(5) (ポプラ文庫クラシック る 1-5 怪盗ルパン全集)

制作 : 永井 するみ 
  • ポプラ社
4.39
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本棚登録 : 84
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591116739

作品紹介・あらすじ

真夜中の野原に馬を走らせる小さな人影があった。孤独な美少女、オルタンスだ。彼女は青年公爵レニーヌに救われ、荒れ果てた古城でおそろしい秘密の真相を知る。古城の大時計が八時を打ったとき、オルタンスは公爵の助手となって、八つの事件を解決することを約束する。

感想・レビュー・書評

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  • 少年探偵団シリーズの文庫復刻版が昨年終わったと思っていたら、今度は怪盗ルパン全集の文庫復刻版がが出てたとは!

  • ルパンもので最初にこれを読んだ。美しい令嬢オルタンスと共にルパンが8つの謎を解いていく。したがって8つのストーリーからなる。中でもオルタンス嬢が何者かにさらわれる段では、彼女のフランス語の名前の頭文字がOではなくHであることにビックリ。フランス語とは難しい言葉だと思い知った。何かとお話が8という数字に絡められておりなかなか洒落た造りの構成になっていたと思う。名作じゃなかろうか。

  • ルパンもので最初にこれを読んだ。美しい令嬢オルタンスと共にルパンが8つの謎を解いていく。したがって8つのストーリーからなる。中でもオルタンス嬢が何者かにさらわれる段では、彼女のフランス語の名前の頭文字がOではなくHであることにビックリ。フランス語とは難しい言葉だと思い知った。何かとお話が8という数字に絡められておりなかなか洒落た造りの構成になっていたと思う。名作じゃなかろうか。

  • 真夜中の野原に馬を走らせる小さな人影があった。孤独な美少女、オルタンスだ。彼女は青年公爵レニーヌに救われ、荒れ果てた古城でおそろしい秘密の真相を知る。古城の大時計が八時を打ったとき、オルタンスは公爵の助手となって、八つの事件を解決することを約束する。
    【解説/永井するみ】

  • 元々のタイトルは「八点鐘」だったか。

    8つの事件をオルタンス嬢と共に解決していく。
    一つ一つの事件があっさりしている感じもある。
    彼女とのコンビはもっと続けてほしかった。

  • ルパンカッコいいぜ

  • 小学生時代に読み耽った。表紙が何より興味をそそった。悪党なんだけども紳士。盗むし戦うし、解決するし。悪として善のスタイルは、善として破天荒のホームズよりカッコいいと思っていた。せっかくの復刻なので、もう一度読みたいと思う。

  • ルパンと少女オルタンスの冒険を8つの短編に。
    8つもあるのかめんどくさいな、1っ個にすればいいのにと
    読む前に愚痴愚痴していた自分が情けない。

    非常に素晴らしい出来ではないか?
    なんだろな。これは読後非常に気分が良かったです。

    斧で頭かち割る女とか出てきておどろおどろしさはあるけど、
    正しい思いをしている人たちが、幸せになる話は良いものだ。

    最後のほうにはもう最後か・・・すこしさびしくなった。
    そしてラストは無茶苦茶かっこいいなぁ。
    さすがルパンといったところ。

    まだまだルパンと少女オルタンスの話を読みたいとおもいました。
    最初は1っ個でいいとか言ってたのに・・・

  •  2010年3月5日購入

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著者プロフィール

本名モーリス・マリー・エミール・ルブラン。1864年、フランス、ノルマンディー地方ルーアン生まれ。 1890年頃から小説を発表していたが、1905年に編集者からの 依頼で書いた「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が好評を博し、 強盗紳士アルセーヌ・ルパン冒険譚の作者として有名になる。 41年死去。

「2018年 『名探偵ルパン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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