([い]1-8)愛について 人間に関する12章 (ポプラ文庫 い 1-8)
- ポプラ社 (2010年4月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591117514
作品紹介・あらすじ
自分への愛、家族への愛、人間への愛、恋愛、性愛、同性への愛、仕事への愛……。
人はさまざまな「愛」を心に抱きながら生きている。
だが、愛のかたちやありかたは時代や社会、民族によって変わるもの。
これが正しい愛だという定義もなければ、許されない愛もない。
豊かで喜びにあふれる愛にめぐりあうにはどうすればいいのか。
自分だけの愛のかたちやありかたは、どうやって見出すものなのか。
人生に不可欠な12種類の愛について、著者ならではの視点で語った愛のガイドブック。
感想・レビュー・書評
-
やはりこの本を
手に取ったのは愛に
ついて色々なテーマ
色々な角度から光を当てた
五木さんの思想の素晴らしさ
にあります。
愛が分からなくなったら
読む処方箋のような本です。
人には百人百様の愛が
あります。
色眼鏡を外して自分と
向き合った五木さんの
分かりやすい言葉にとても
共感出来ました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
五木さんの文章には優しさと落ち着きがある。老成とは本来彼のためにある言葉だろうと思う。
内容はさておいて、「許す」ことを全てのスタートにした理論は現実性はともかく、志向すべきものではないかと思う。 -
「愛」とは何かと問われた時、自分の言葉でそれを語ることの出来る人はどれ程いるのだろうかと思う。
誰かが教えてくれることでもなければ、答えがあるものでもないし。
溢れる情報の中で、自分の「愛」について素直に向き合えるような空気を作ってくれるような本だったなぁ。