- Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591118085
作品紹介・あらすじ
若い俳優の中に眠る未知の可能性を見出し、大きく育てる、蜷川幸雄の稽古場。新人の頃に、蜷川が抜擢し、花開いた10人の若手俳優が語る、蜷川演出の魅力とは。
感想・レビュー・書評
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面白かったー!
蜷川幸雄が気になっていたので読みました。
あと成宮寛貴も気になっていたので読みました。
俳優さんてほんと個性豊か。
それぞれが蜷川さんを語るんだけど、
その中に俳優さん自身が滲み出ているから面白い。
誰か1人に興味があってこの本を読んだ人でも、
きっと読み飛ばしとかせずに読める。
ラストに蜷川さんのお話があるんだけど、それがまた素敵です。
出会いにはいつもリスクがあるっていうのと、
舞台なんてたかが芸能だよ、っていう話が印象的。
恰好いい。留まらない人である。 -
10年前にこの本買った時はまだご存命で、ネクストシアターのオーディション受けるために買った気がする。
久しぶりに読んでみて思うのは、ここに書いてあること、読んで理解はできるけど、その場でその立場で感じた感覚はとうてい分かりえないんだろうな、と。
コミュニケーションは努力、芝居はセッションなどなど、なんとなく想像はできるけど、実際にはどういうことなのかって、その立場になったら悩み迷うんだろうな。
この本で語る人たちが、どれだけ深く、難しい領域の次元を見ているのか、それを想像するだけでも目眩がする。
なんなんそののめり込み。羨ましくて嫉妬してまうわ。
演劇って素晴らしいなって思います。 -
俳優たちの言葉が面白かった。
あまり好意を持っていなかった人に対しても、率直なもの言いに、自分が持っていた偏見に気付く。
そして、彼等、彼女達のお芝居を観たくなった。 -
若い俳優の中に眠る未知の可能性を見出し、大きく育てる、蜷川幸雄の稽古場。新人の頃に蜷川が抜擢し、花開いた10人の若手俳優が蜷川演出の魅力を語る。蜷川幸雄のインタビューも収録。
若手俳優たちは,今では超売れっ子。
この人も舞台に出ていたのか!?と驚いたり。 -
ソワソワと肌が騒ぐ。
こうゆう本て良い感じ。
早くどんどん読み進みたい。
同時にいつまでも読み終わりたくない。
中途半端に、片手間になんてやってられない。
それが芝居。
ああ、こんな全力疾走稽古に出たい。 -
10人の俳優達から見た蜷川幸雄監督の事。
舞台という世界に触れたことのない私ですが、蜷川幸雄さんという人物の過ごさが(少しだけかもしれないけど)分かった。
監督として面白い舞台を作るだけではなく、その舞台を通して関わる俳優達をさらに高見へ連れて行くことまで目指してくれる人物って中々居なさそうだし。
演劇という世界をホントに大事にしてるのだなと感じました。 -
772.1
蒼井優、小栗旬、藤原竜也、寺島しのぶら10人の俳優たち -
蜷川幸雄さんの演出作品が好きな人にはぜひおすすめしたい一冊。これから観る人にもおすすめしたい一冊。蜷川さんイコールコワイ演出家、灰皿が飛んでくる、、、だけのイメージを持っている人は、これを読むとコワイの本当の意味がわかるし、もっともっと愛を感じるのです。
http://ameblo.jp/akko9287/entry-10665029813.html -
蜷川幸雄さんの舞台に出ている俳優さん達が語る蜷川幸雄。灰皿投げるなどコワモテの印象が強いけど、それぞれの若い俳優さんに合わせた接し方をしているのがわかりました。蜷川幸雄語録も良いです。
蜷川幸雄に言われちゃ返す言葉がないよね。。。しかしパワフルだよなぁ~
蜷川幸雄に言われちゃ返す言葉がないよね。。。しかしパワフルだよなぁ~