- Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591119105
感想・レビュー・書評
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2013.5.31
『島守』中勘助
随筆。とても静か、心が澄む。
日記風のものは、あまり好きでなかったけれど、これはとても良い。好き。童話も書いているよう。中勘助さん、他の作品も読みたい。
『団栗』『まじょりか皿』『浅草紙』寺田寅彦
三作とも題名となるアイテムが作品をひきしめていて、短いながら良品。小説のありかたを書いた浅草紙が好き。紙だし。
『雨潚潚』永井荷風
漢文、読めたら楽しいだろうな。勉強不足で私にはまだこれは早い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中勘助『島守』
寺田寅彦『団栗』『まじょりか皿』『浅草紙』
永井荷風『雨瀟瀟』 -
永井荷風が読みやすかったのが意外だった。
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全部ええのぅ…全員初読み。銀の匙、柿の種、ふらんすかあめりか物語を今こそ読まんと決意。
ふらんす物語とかにも、漢詩どしどし引いちゃったりするのだろうか…?読みゃわかるか。 -
私には難し過ぎて、よく分からなかった。中勘助は日記記帳で、寺田寅彦は短編三本。団栗は、親しみやすい内容で分かりやすかった。
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新着図書コーナー展示は、2週間です。
通常の配架場所は、2階文庫本コーナー 請求記号908.3/H99/28 -
「銀の匙」は私が読書好きになるきっかけになった本。一文一文がとても美しい。語り手はだれと思わせられながら、いつしか物語の中に引き寄せられていく。
寺田寅彦の「団栗」。ことに妻の仕草を偲ばせる幼い娘の描写が愛らしい。
他に荷風の作品を併録してある。 -
湖に浮かぶ小島での静かな生活を綴った中勘助「島守」、愛娘のある行動が思いがけず、亡き妻を思い出させる、寺田寅彦「団栗」、時の流れに寂寞を感じながらも、その日常を淡々と描く永井荷風「雨瀟瀟」など。
「島守」の生活に少し憧れます。眠る前のひと時を、豊かなものにしてくれた、贅沢な短編集でした。