IQ探偵ムー ムーVSタクト! 江戸の夜に猫が鳴く<上> (ポプラカラフル文庫 ふ 2-19)
- ポプラ社 (2015年1月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591119655
感想・レビュー・書評
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「IQ探偵ムー」のシリーズ15作目。
江戸時代では謎の盗賊ムウが事件に巻きこまれ、
現代では歴史博物館で起きた不思議な盗難事件の謎解きに
ムーとタクトが挑戦する。
「すみません。拝見します」
夢羽が書簡を前に、じっと見つめだすと、
拓斗も横に座り、同じように見始めた。
このふたり、まさかこの文字が読めるんだろうか? p.148
交互に展開する二つの事件がどうつながるか、下巻のおたのしみ。
ストーリーはべつにして、
今は社会科の授業中。
江戸時代の人々の暮らしを勉強しているところだった。p.30
この設定には違和感を感じる。
ムーは5年生。
江戸時代の学習は、ふつう6年生の1学期後半だから。 -
これから面白くなっていきそうな感じ
元が聞いた「人間、考えなくなったらおしまいだぞ」の声は誰なんだろう
それにしても小学校で江戸時代なんて勉強したっけ…? -
APK48公式キャラクター【まゆ】がオススメする本ダヨッ!
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ムー15巻目。
タクトのほうはまだ読んでいない。
ムーのシリーズを先に読んでからと思っています。 -
“それにしても、なんであのふたりは、今日みたいな平日に、学校にも行かず、こんなところに来てるんだろうか!?
もしかして、学校サボってデートか!?
まさかなぁ……。
首をかしげていると、隣で大木も同じことが気になったらしい。
「あのふたり、どうしてここにいるんだろう。休みでもないのに」
「うんうん、そうだよな」
「も、もしかして、つきあってんのかな……」
大木は真っ赤な顔をして、汗までかいている。
よっぽどあの女の子が気に入ったんだろうなぁ。
でも、大木よ、無理だ。あきらめろ。
これがもうちょっと……普通の男子が相手なら、
「いや、大木だっていい男なんだから、負けるな。がんばれ!」
と言って励ますんだが、拓斗相手に、それはあまりにそらぞらしい。
傷は浅いうちのほうが治りも早い。大木よ、男子は傷つきながら、大きくなるんだ!
まぁ、おまえはこれ以上大きくならなくていいだろうがな。”
ムーとタクト、両方の出番がある作品が出たと思いきや下巻に持ち越し。
現代と江戸時代の繋がりはいかに。
“いつも通り、リーダーは瑠香である。
なんでこう全部仕切りたがるかなぁ?と、元はいやになってくることもあるけれど。
最近はちょっとそれが楽ちんだったりもする。いちいち考えなくていいからだ。
それぞれ、家に向かって歩き出した時……。
「人間、考えなくなったらおしまいだぞ」
誰かが後ろでそう言ったような気がして、ハッと振り返った。
後ろには、家のブロック塀があるだけ。
でも、塀の上には白黒のブチ猫が一匹座って、こっちを見ていた。
ま、まさかな……と、首を振る。
かん違いだ、きっと。” -
まちに待っていたムーVSタクトが出た。 読んでいたらタクトとムーはにているようだなぁと感じる。江戸時代のムーたちの活躍も気になりながら、やはり事件の真相が楽しみだ。