みつばの郵便屋さん (一般書)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591128831

作品紹介・あらすじ

「あの人、似てない?」郵便受けにコトンと手紙を入れていくあの配達員、どこかで見たことがあるような…。「カーサみつば」の三好さん、「メゾンしおさい」の片岡さん、「みつば第二公園」の不思議な男女、郵便会社のアルバイトの園田くん等、町の人たちと配達員・平本秋宏がおりなしてゆく小さな奇蹟-。

感想・レビュー・書評

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  • ちいさな男の子は、消防車とかショベルカーとかタンクローリーとか
    「はたらくくるま」を見るのが大好きだったりしますが、
    ちいさくもなくて、男の子でもない私は、「働いている人」を見るのが大好きです。
    きびきびテキパキ働いている人も、丁寧にじっくり仕事をしている人も。

    いつも家にいて、「生徒とおしゃべりしてる時間のほうが長いんじゃない?」
    と娘につっこまれるようなレッスンをしているか、
    猫に囲まれて本を読んでいるかのどちらかだからでしょうか。

    この本の主人公の平本くんは、「丁寧にじっくり型」の郵便屋さん。
    同じ配達コースを回っても、テキパキ型の先輩にくらべると
    必ず1時間くらいは遅くなってしまう。

    でもそれは、要領が悪くてモタモタしているからでも、サボっているからでもなくて
    元気に飛び出してくる子どもを万が一にもはねないよう
    しつこいくらい安全確認して、スピードを上げ過ぎないようバイクを走らせ、
    大切な郵便物を誤配しないよう、何度も宛先確認してから郵便受けに入れるから。

    アパートのベランダから女性の下着が飛ばされたのを見て、
    そのまま走り去ることもできたのにわざわざUターンし、
    モノがモノだけに、素手で触って持っていくのもためらわれて、
    配達物もないのに階段を駆け上がって、経緯を説明しに行ったり

    「誤配された!」と烈火のごとく怒って呼びつけられた郵便物が
    他社のメール便だったことがわかっても、怒るどころか相手を気の毒に思ったり

    お昼休みの時間をまるごと使って、配達先のおじいさんの身の上話に耳を傾け
    郵便局に届いた転入届を見て、そのおじいさんの孤独が解消されたことに気づき
    ほっと胸を撫で下ろしたり。

    「町は生きている」と、ちいさな変化も見落とさず、心のこもった配達をすることで
    ささやかだけど優しい奇跡を起こす平本くんを、好きにならずにはいられません。

    手紙をもらうのは、いくつになってもとてもうれしいことですが
    その手紙を運んでくれるのが、こんな郵便屋さんだったら
    うれしい気持ちも何倍にもふわふわとふくれあがりそうで、素敵です♪

    • まろんさん
      円軌道の外さん☆

      平本さんに届けてもらう郵便も素敵だけれど
      円軌道の外さんに届けてもらう荷物も、
      今話題の「佐川男子」よりもっと、温かい手...
      円軌道の外さん☆

      平本さんに届けてもらう郵便も素敵だけれど
      円軌道の外さんに届けてもらう荷物も、
      今話題の「佐川男子」よりもっと、温かい手触りがする気がします。

      ブクログ仲間さんのレビューのおかげで手に取った本ですが
      主人公が丁寧に生きている感じがとても素敵で、
      作者の小野寺さんのあとがきも、おはなしのイメージ通りとても温かくて
      他の本も読んでみたくなってしまいました(*^_^*)
      2013/02/06
    • しをん。さん
      まろんさんの手元にも「郵便屋さん」が届きましたか~ヽ(^o^)丿

      温かいレビューを読ましていただき、ほっこりしています(*^^)v

      ...
      まろんさんの手元にも「郵便屋さん」が届きましたか~ヽ(^o^)丿

      温かいレビューを読ましていただき、ほっこりしています(*^^)v

      私の住む地域の郵便屋さんは、ベテランの先輩さんのような方みたいですが、いつか平本さんのような人に会いたいです(笑)

      丁寧に仕事をすることは、いろんな意味で すごく素敵で大切なことなんだと、改めて感じさせられました(●^o^●)
      2013/02/06
    • まろんさん
      紫苑さん☆

      紫苑さんのレビューを読んで、すぐ図書館に予約したんですよ~♪
      ほんわか温かい、素敵な本でした!
      紹介してくださって、ありがとう...
      紫苑さん☆

      紫苑さんのレビューを読んで、すぐ図書館に予約したんですよ~♪
      ほんわか温かい、素敵な本でした!
      紹介してくださって、ありがとうございました(*^_^*)

      紫苑さんのところの郵便屋さんはテキパキさんなんですね(笑)
      うちに来る郵便屋さんは、平本くんみたいにイケメンではありませんが
      郵便物が楽譜だと、折れたら大変!と気遣って、ポストに入れずに手渡ししてくれる
      純朴で感じのいいおにいさんです♪
      この本を読むと、街でみかける郵便屋さんを、思わずじーっと観察してしまいますね(*'-')フフ♪
      2013/02/07
  • 最近、小野寺史宜さんの本に癒されている。
    今まで読んだ本には毎度癒されているが、このみつばの郵便屋さんの登場人物たちの、普通の人の普通の善意はたまらなく良かった。
    秋宏の人柄なのか…周りを変えるには、まず自分から。という言葉を思い出す。
    こんな郵便屋さんとの関わりなんて、今では田舎でもなかなかないかも。
    秋宏の一言一言を感じると、私は色々な事を焦り構えすぎてるのかなと思う。

    • キョーさん
      かみりこさん

      私も、著者の作品に癒され、ハマっております!

      本作も是非読みたいと思っていました。

      普通感がなかいいですよね。笑
      かみりこさん

      私も、著者の作品に癒され、ハマっております!

      本作も是非読みたいと思っていました。

      普通感がなかいいですよね。笑
      2023/04/13
  • 友人からのお薦め。

    郵便配達員の平本秋宏が主人公。とにかく優しくて、落ち着いていて、真面目。
    雨の日も風の日も雪の日も、バイクに跨がり仕事をこなす。尊い職業です。街を守ってくれている側面もありますね。
    黙々と、というイメージがありますが、一瞬であれ色んな人との交わり、その積み重ねが描かれている優しいお話しでした。

    いつも配達ありがとうございます。

    手紙、、、書いてないなぁ。

  • 今の時代は、本当に便利で遠くに離れた相手にでもすぐ、ケータイ電話片手に「メール」をすれば手紙も届く。
    インターネットにつなげば、世界中の人と繋がることができる。

    それでも、なくならない文化はある。

                『年賀状』

    いつもはメールでやり取りする人もこの時ばかりは、年賀はがきに一年の思いを託しポストに入れる。

    それを大切に郵便屋さんが届けてくれる。
    そんな郵便屋さんのお話です。

    帯に書かれた「町の住人達の証言」には主人公の郵便屋さんについて面白おかしく書かれていてその人の人柄が出ているなあ・・・と感心。


    いい本を読んだ気がする。


    この本を読み終わったときに、きっと思うだろう。

          「誰かに、手紙を出したい。」

    その大事な手紙を大切に郵便屋さんが届けてくれるのだから。

    • しをん。さん
      私も、本屋さんでタイトルに惹かれて図書館で予約しました(*^^)v

      手紙いいですよね♪
      この本を読みながら、小学校の時にはやっていた「...
      私も、本屋さんでタイトルに惹かれて図書館で予約しました(*^^)v

      手紙いいですよね♪
      この本を読みながら、小学校の時にはやっていた「手紙」のやりとりの思い出に浸っていました(笑)

      早く、まろんさんのところに「みつばの郵便屋さん」が届きますようにヽ(^o^)丿
      2013/01/23
    • kuroayameさん
      きゃー(^O^)/。
      以前私も読んだ本でしたので、ドキドキしました(o^^o)。

      人と人とのつながりが素敵なお話で、とてもほんわかあたたか...
      きゃー(^O^)/。
      以前私も読んだ本でしたので、ドキドキしました(o^^o)。

      人と人とのつながりが素敵なお話で、とてもほんわかあたたかな気持ちになる内容でしたよね(^з^)-☆。
      素敵なレビューを拝見させていただきありがとうございます(^ー^)ノ。
      2013/01/25
    • しをん。さん
      kuroayameさん
      おお!数少ないお仲間が♪♪

      いいですよね~ヽ(^o^)丿
      読み終わりにほっこりしてしまう、そのような本でよかった...
      kuroayameさん
      おお!数少ないお仲間が♪♪

      いいですよね~ヽ(^o^)丿
      読み終わりにほっこりしてしまう、そのような本でよかったです(*^_^*)

      2013/01/26
  • 245ページ
    1300円
    11月18日〜11月20日

    町の人たちと配達人・平本秋宏がおりなす小さな奇跡の物語。飛ばされた洗濯物を見つけたり、誤配を疑われて文句を言われたり、小学生に自分宛の手紙が来ないか待ち遠しく思われたり…町の風景と化している郵便屋さんに親しみのもてる物語。

    小さな町の一人の配達人の物語なのだけれど、その小ささがよい。日常なのだけれど、何気ない変化やいつもの景色などをしみじみと眺めたくなる話だった。

  • みつば郵便局の配達員・平本秋宏と町の人々との交流を描いた連作八話が収録されています。

    巻頭に町の地図が載っていたり、全体的にほんわかな雰囲気の本書。
    文章も読みやすくサクサク進んじゃいます。

    主人公の郵便屋さん・平本くんは真面目な好青年。
    TVタレントのお兄さんと瓜二つなので、所謂イケメンなのですが、どこか淡々としていて程よい普通っぽさがあるのが良いですね。
    そんな平本くんが遭遇する、ちょっとした出来事の数々・・中には理不尽な苦情や、何気に重い事情を打ち明けられたりすることもありますが、その都度誠実に対応して、結果ほっこりする展開になるので安心です。
    個人的に、平本くんが「みつば第二公園」で見かける不思議な男女の関係と、その日の幸運度を勝手にリンク(?)させているのが好きでした。
    三好さんとのことは、“え?いつ惚れた?”と、ちょっと唐突な感じがありましたが“春一番”が運んできたご縁ということで、これからも仲良くお幸せになってほしいですね。
    (あ、“公園の男女”も幸せになって頂きたいですww)

    雨の日も風の日も、お手紙を配達してくれている郵便屋さん。
    今後、街で郵便配達員さんを見かけたらこの話を思い出して、暖かい目で眺めてしまいそうです。

  • 主人公が誠実でとても好青年な物語。
    郵便配達を通して垣間見る人間模様。
    表紙をめくると地図が現れ、物語を想像するヒントを得ることができ、小学生でも楽しく読める作品だと思いました。

    • 山本 あやさん
      地図つき!!!!!!!

      そんな細かく空想する楽しみを用意してくれてるのって
      すっっっごくうれしいよねーー。

      もーーーますます読みたくなっ...
      地図つき!!!!!!!

      そんな細かく空想する楽しみを用意してくれてるのって
      すっっっごくうれしいよねーー。

      もーーーますます読みたくなったよー♡
      えぬちゃんステキ情報ありがとうーっっ[*Ü*]
      2012/09/13
  • 個人的にはかなり好きな分類。
    郵便配達員の視点がなかなかにおもしろい。
    それと、主人公の拍子抜けするくらいの真面目さと、いそうだーって思わせる雰囲気、舞台設定も楽しい。

  • 初めましての作家さん。
    まったく知らない作家さんでした(ごめんなさい!)
    図書館の書棚に目をやったとき、何だか背表紙が呼んでいるようで~(笑)

    さらさら~っと読める軽い本ですが、楽しめました。
    今の私にはこの軽さが良いのかなぁ…

  • 小野寺さんのお話はどれも優しい。安心して読める

  • ハラハラドキドキとは無縁のお話でしたが、最近いろいろありすぎるので、ほのぼのとしたストーリーが気持ち良く読めました。

  • ちょっとほのぼの系を読もうと思い、読んでみました。郵便屋さんと配達地域の人達との何ともほのぼのとした和むお話しでした。実際はこんな郵便屋は居ないし、こんな交流は今のご時世ありえないかも知れませんが、あれば良いのになぁと思わされるお話しでした。

  • 丁寧に綴られた、めっちゃ好みのタイプの物語。
    読み終えてからも、じわじわと沁みてきます。
    町の地図がついてるのも個人的には気分高まります。

    続編あるのかな?と思ったら結構出てるんだ。
    のんびり読み進めよう。

    小野寺史宜さんは初読みだったっぽい。
    ちょっと苦手なんて思ってたけど、この本読む限りは真逆な印象。
    別な作家さんと間違えていたのかも。
    他の作品にも興味津々です。

  • ゆるゆると特に盛り上がりもなく、でも心地よく。

  • 郵便屋さんと町に住む人たちとのほっこりとしたふれあいを描く。

  • 小野寺史宜の綴る文章はていねいで、優しくて読みやすい。手紙はやっぱり良いものだ。

  • こういう仕事に誇りを持って、一生懸命にしている人の話し、大好きです!
    郵便配達の人の苦労が少しわかった気がします。
    確かに雨の日とか夏の暑い日、冬の寒い日などは大変だろうし、交通事故や誤配、遅配などにも気を使わないといけないでしょうし。
    でも、毎日同じ地区を回るため、その地区の住人との交流が生まれるところは素敵ですね。
    郵便配達員に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

    そして、どちらかと言えば地味な配達員と、そっくりな兄は芸能界での有名人というギャップが、私は好きでした。
    地道に地味に自分の使命を全うしたいタイプと、派手に今できることをいまするタイプ。
    全く逆の性格のように見えるのに、お互い理解しあっているのが素敵でした。

  • 郵便配達という仕事に真面目に取り組むこの青年が出くわす、みつばという町のちょっとした出来事が物語の中心。

    何かすごいことが起きるわけでもないし、仕事柄たまたま遭遇するささやかな出来事がたんたんと描かれる。まあ例外といえば、主人公の兄が売れっ子芸能人ということくらいか。

    日常の謎を語るわけでもなければ、ラブ・コメディでもない。世の中の草食系男子を代表するかのような主人公で、内容t系にもどこがどう面白いのか良く分からない小説だ。

  • 郵便屋さんの株が急上昇する。

    超がつくほど生真面目な配達員・平本。
    春一番の風に乗って思わぬ物が飛んできたり、誤配と勘違いされ理不尽なクレームを受けたり。配達先で起こる様々な出来事に、彼なりの誠実さで向き合っていく。

    もちろん郵便屋さん皆が皆彼のような好感の持てる人物だとは思わないけど、それでも我が家にやってくる郵便屋さんや、街中でバイクを走らせる配達員を心から応援したくなった。

    ただ最後の方の恋愛描写は蛇足かな。
    あと表紙もうちょっとどうにかならなかったのか?好みの問題かもしれないけど。

  • このシリーズは何冊も出ているが、我が町図書館になかったため、他図書館から取り寄せて貰って読了。郵便局の配達人になって8年目の平本秋宏の配達途中の町の風景や人との関わりをホンワカと描いた八つの連作短編的。それぞれの話に複数回登場人物が交差しみんないい人ばかりだ。風に飛ばされた洗濯物や郵便物の誤配、脅迫葉書の相談など大きな事件はないが日常的な話。真面目で誠実さが見える秋宏は適切に対処していく姿勢に好感が持てた。ほっこりゆったり読める作品で次巻も取り寄せて読みたい。

  • 小学生の息子に、「おかーさんは大きくなったら何になりたいの?」と聞かれました。うーん。図書館の人か、本屋の人か郵便屋さんかな?と答えました。
    大人の常識振りかざすと、腰痛持ちの私には本を持って移動するのはいずれ限界が来るでしょうし、不器用だから文庫カバーも上手にかけられないし、多分気の利いたポップも書けないし、配達も暑い寒いで早々に音を上げるでしょうし、年賀葉書のノルマはきつそうですし。
    でも、こんな街の郵便屋さんならいいかもな。と思ってしまった小説でした。

  • ジュニア文庫とは知らずに図書館にて読了。
    あっさりした中身ながら
    ちゃっかり主人公にも彼女ができたりして
    もうジュニア文庫の定義がよくわからない。

    街に溶け込んでいる郵便配達員に
    目を向けてみたくなる作品。

  • とても読みやすかった。
    普段自分が見る事がない時点での日常を見る事ができて、楽しかった。
    こういった日常のほのぼのしたお話は好きだなー。

    三好さんとどうなったのか気になる笑
    あとは、出口愛加ちゃんが出てくるかと思ったけど、何もなかったな。

  • ほのぼのしてて心温まる

  • 最初本を開いた時はこんなにたくさんの人覚えられないし、地図見ても興味もわかず。
    生真面目すぎる主人公に少し距離を感じたりしたものだが、いざ読み終わって見ると愛着がこんなにもわいているとは。街の住人のひとりになったかのようで郵便屋さんに親近感すら覚えてしまっている。心に暖かいものが流れて人やお仕事に対して丁寧に接する主人公を全力で応援していたりも。シリーズ読み通すのがとってもワクワク。

  • 小野寺さんらしい、町の人との優しいほのぼのとした繋がりが描かれていました

  • 郵便屋さんのハートフルコメディ。

    ・春一番に飛ばされたもの
    ・悪意も届けてこそ
    ・愛すべきアイスを
    ・持てば海路の日和ある?
    ・起こせる奇蹟も奇蹟
    ・能ある鷹は爪を研げ
    ・たとえ許せはしなくとも
    ・そして今日も地球はまわる

    みつばの町の郵便配達を担当する平本秋宏。

    仕事の効率より、お節介を優先してしまいそうになる優しい秋宏は、町のいろんな騒動に巻き込まれる。

    脅迫ハガキや、痴話喧嘩、家庭の事情で移り住んできた少年など、ホッとしたり、悲しくなったりと町の人に寄り添おうとする秋宏。

    町の大事な郵便屋さんとして少しずつ成長していく。


    兄が有名芸能人だったりとキャラの設定が面白い。

    なにより小野寺さんが描く登場人物間の距離感が、絶妙に良い関係を醸し出していると思う。

    シリーズモノになっているので次作も読んでみます。

  • たまには手紙を書いてみようかなと思える一冊でした。

  • 普段本を読まない、読書に苦手意識のある人に読みやすい文章、重さだと思う。ほのぼの。
    読んだ後に配達地区の地図を眺めると楽しい。

  • 郵便配達の話だと聞いたので
    もっと話が膨らむかと思ったけれど
    膨らみそうなところは平板なままだった。
    残念。

    なんか、普通。普通がいいのだけれど、
    普通すぎるよー。

    もうちょっと
    スパイスがほしいかなぁ。

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著者プロフィール

一九六八年千葉県生まれ。二〇〇八年『ROCKER』で第三回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞し同作で単行本デビュー。著書に「みつばの郵便屋さん」シリーズ、『ひと』『ミニシアターの六人』『レジデンス』『タクジョ!』『銀座に住むのはまだ早い』『君に光射す』などがある。

「2023年 『片見里荒川コネクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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