幕末・維新人物伝 勝海舟 (日本の歴史 コミック版 34)

制作 : 加来 耕三  水谷 俊樹 
  • ポプラ社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591132005

感想・レビュー・書評

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  • [江東区図書館]

    やっと今年、「せごどん」のお陰で大河ドラマを少し見るようになった。そろそろ鹿児島から幕末に向かう動きのなかで、他藩の主要メンバーも出てき始めたので、これが機会とばかりに幕末の要人に関する伝記まんがを片っ端から借りてきているところ。

    今回息子が読んだのは勝海舟だったけど、読む前に一緒においておいた「徳川慶喜」を見て、「ドラマと一緒(同じ顔)だ」、マンガに出てきたらしい坂本龍馬をみて、「ドラマと一緒だ」と、"知ってる"感があってやはり読むだけなら読みやすいみたい。勝海舟=海軍、ぐらいは覚えてくれたかなぁ?

  • 鎖国体制が揺らぎ始めた幕末。外国の脅威から日本の未来を守るため、新たな時代を切り開いた勝海舟の生涯をまんがで徹底紹介!!

    江戸幕府の幕引き役を務めた勝安房守の生涯を描いた漫画。
    海舟が幕府の貧乏御家人の長男として生を受けたのは11代将軍・徳川家斉の御世。

    子供が50人を超えたという家斉の世は8代将軍・吉宗の時代の質素倹約・引き締め政策も薄れ、華美華奢な風情が勢いを取り戻していた。
    なので幕府の権威も徐々に失墜しており、また海外から盛んに異国の船が日本に通商を求めて来航していたときだった。

    海舟は剣術も免許皆伝、勉学も向上心が並ではなく、家が貧乏故にロクに本も買って勉強できなかったが、
    オランダ語を学ぶ課程で幕府に意見書を提出するなどして上役に徐々に認められていくようになる。

    やがてペリーが来航して日本は攘夷か開国かで騒然となる中、米国に幕府の使節団を派遣することになる。
    海舟がその船・咸臨丸の艦長となったことが後の彼の人生を開かせた。
    先進国の米国で様々なものを学び帰国した勝に14代将軍・徳川家茂は海軍操練所を作ることを命じる。

    日本の未来を背負う多くの若者が集まり学んだ。土佐の坂本竜馬もその一人だった。
    だが、時代は急変。御所に攻め込んだ長州の処分を巡って幕府内は二転三転紛糾する。

    足並みの揃わない幕府に見切りを付けた海舟だが、謹慎中に起こった鳥羽・伏見の戦いで幕府軍が敗北。
    官軍が江戸に攻め上ってくる中で、とうとう幕府の幕引き役として舞台に担ぎ出される。
    官軍の参謀は面識のある西郷隆盛。海舟一世一代の直談判が始まる・・・・・・・・・・。

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