- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591142493
感想・レビュー・書評
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懐かしさにかられて。
ズッコケ三人組が40歳になった「ズッコケ中年三人組」シリーズ。本作では49歳に。
ハチベエは実家の八百屋をコンビニにして店長、そこから市議会議員に。ハカセは中学校の教師で6年2組のマドンナだった荒井陽子と結婚。モーちゃんは最初の会社が倒産して地元の工務店に再就職。と当時の三人組がリアルに今を生きている感じ。
話自体は特にオススメ、ってほどのもんでもないですが、彼らを読んで育った世代には何とも言えぬ感情が湧き上がってきます。
蛇足ですが一番好きだったのはこちらズッコケ株式会社ですかね。子供ながらにお金を稼ぐと言うことはどういうことなのかを教えてくれる傑作です。
実は半分くらいで止まってて、いつか全巻読みたいなぁと思ってます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
12月6日に読了。ズッコケシリーズを夢中になって読み進める楽しみは小学生の頃から変わらない。40代になってからも三人組の活躍を毎年読み続けてきた。今作はおめでたい話も哀しい話も、50代目前の主人公に重ねるといよいよしんみりと感じられてしまった。続きを匂わせる展開もあり早くも来年が楽しみだが、当初の予定通り次巻が最終巻なら寂しくなる。ちなみに、9月に那須正幹先生が出演された『ゴロウ・デラックス』(TBS系列)をご覧になった方にはニヤリとする展開がある。
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久しぶりの大冒険。
過去の繋がりも回収されて大満足な一冊。 -
2017/4/3読了
中年シリーズを読んだらまた印象は変わるだろうが、、、
メインがロマノフ王朝やらソ連の末裔の詐欺の話やらで大きくなりすぎて
そしてシメも予想通りであり残念だったから多少ながらがっかりしてしまいました。
やはり中年三人の中年らしい生活がメインとなるのか
かなりリアルで、小学生のドタバタ劇とは違う「現実」なのだなとしみじみ。
職業や、子供の境遇、親世代の健康状態
人は嫌でも年を取ること、生活するということを
成長したかつての子供たちが、中年というまさに「人生」を体現する世代で表現する なんてことは
私にとってはだが、どうもつらくて、楽しみながら読むなんてことは厳しく思えた。
まだシリーズは続いているのかな。子供や親を指針にするのはしんどいが、読んでみたいという気持ちも少なからずある。 -
そう言えば、シリーズ続刊してたかしらと検索したら、残り2冊で完結していた。
ズッコケ三人組も49歳。はぁ。時の流れを感じます。
今作はとんでも案件がメインだったわけですが、何だかそちらは呆気なく収束してしまい肩透かしを食らった気分。だけれども、何やら最終巻への伏線ぽくもあるので、そちらに期待。
冠婚葬祭詰め込んでおります。
歳をとれば死も身近になってくる。そして新たな縁はなかなか増えなくなっていく中での我が子の結婚。初孫。
凝縮されています。
とんでも案件と、若者の口調以外はいつも通りリアルに描かれていました。著者の言いたいこともそこかしこに散りばめてあるし。何となく、コラムを読んでいるようなところがあります。
サクッと数時間で読める一冊。
ところで同名の人物が二人出てくるのって、前作までに触れられてましたっけ?何故同じ名前にしたんだろうか……気になる。 -
小学生の時、全部ではないけれど何冊か読んだことのあるズッコケシリーズのその後を描いたシリーズ。
今回読んだのがたまたまそのとき読んだ巻の後日談が出てきて懐かしかった。
あと、その時のゲストキャラも意外な形で登場するなんて…まるで古い友達に久しぶりに再会したような感じでした。 -
読み終わって 気になる箇所が 数件…次、最終回で 解決してくれるのかな!?
早く 読みたいような、読んだら 終っちゃうので さみしくて 読みたくないような…複雑な心境(^^;; -
49歳まで来ました。
この話はなんか少年時代の記憶がうっすら。
爽快ではないけど、なんかいいよね、という感じ。 -
詐欺話の合間に人生の悲喜こもごも。こちらのほうに惹きこまれたのはひとえに年齢としかw何故ロシアと思わないではなかったのが最後の作者さんの弁で納得。「熟年」は読んだはずなのに作者さんの言われていたことが書かれていたか記憶に無くwww