([あ]6-2)UNTITLED アンタイトル (ポプラ文庫 あ 6-2)
- ポプラ社 (2015年8月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591146095
感想・レビュー・書評
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紺とピンク
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「あなたは誰なの?」って聞かれたとき、実は相当ビビったんだよね。怖くなっちゃって。私、誰なんだろうって。私なんて職も格好もすぐ変えて、へらへらしてるし本当に私、誰なんだろう。私って何だろうって。子供の頃も、よくそういう感じになった気がして。でも、久々の感じだったから、すごく怖くて
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面白く一気読み。
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…これ、ホラー小説かな?ラスト、ゾゾゾッとしたのは私の受け取り方が間違えたのだろうか、怖かった。
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こわかったー、ハッピーエンドでもなかった。
自分はだれなのか、わからなくなる。
わからなくてもいいんだよ、って気付かせてくれたひとの手を握るのではなく、どこか違うところに連れてってくれる、というひとについていく。
おー、こわ。 -
頑張りやの桃子の事がよく分かる。だから、否定されると、それもよくわかるけど
私まで辛くなる。それでも桃子にもうちょっと力抜いたらと言ってあげたい。なかなか違う生き方って出来ないものですけど。 -
桃子が四角四面で、他人の価値観を理解できず、自分を棚に上げて人を攻めていながら自分は絶対正しいと信じているので、この子苦手だなぁと思いながら読んでいました。
さすがにそのままの状態でいられず、価値観の崩壊が起こるのですが、そこで反省して成長するわけでも無いので、読んでいる最中も、読了後もあまり気分が良くなかったです。 -
すっごいおもしろい!なにこれ!とかではなく、静かに冷静におもしろいというか、、、多分わたしは飛鳥井さんの各お話が好きなんだな。すっごく盛り上がるわけでもないのになんかおもしろい。なんか先が気になる。
今回は昔からルール違反をしたことのない真面目が取り柄な女の子桃子のお話なんだけど、この桃子が典型的な生真面目で自分が絶対な女子でおもしろかった。完全に苦手なタイプだなー!でも、ちょっと気の毒だし息苦しいたろうなと。めんどくさい女子心理とか書くのがとっても上手でわかるわかるーってなった。
自分とは違う人をはしたないだとか、下らないって見下すのは良くないよね。それもすべて受け入れて笑っていられるような女の人にわたしはないりたい!弟の健太の彼女はそういう意味で人間らしくて好きだった。 -
これまでの飛鳥井千砂とはちょっと違う感じ。