捨てる贅沢: 新しい人生をはじめる30のヒント (ポプラ新書 や 5-1)
- ポプラ社 (2017年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591154229
作品紹介・あらすじ
今、捨てられるかどうかで、人生の豊かさは決まる!
仕事、時間、お金、人間関係。40代にふさわしい働き方とは。
【内容紹介】
会社員としての行く末が見えてきた。
変わらなければいけないのはわかるけど、今さら転職する勇気もない。
なんとかやり過ごせないものか……。
本書は、旧い価値観を押しつけてくる上司と、
新しい価値観を持って追い上げてくる部下の間で板ばさみになる40代が、
自分の人生を取り戻し、本当に大切なことに集中するために今、捨てるべきことを説く。
・残業も接待もとにかく捨てる
・「ワーク・ライフ・バランス」という発想を捨てる
・集中できない環境を捨てる
・「自分でやったほうが速い」という考えは捨てる
・相手を変えようとする努力を捨てる
ほか、自分の時間を生きるための30のヒントを提案!
【著者プロフィール】
税理士、中小企業診断士、気象予報士。山本憲明税理士事務所代表。H&Cビジネス株式会社代表取締役。1994年早稲田大学政治経済学部卒。大学卒業後、制御機器メーカー横河電機株式会社で、半導体試験装置の営業・エンジニアと経理を経験。10年半の会社員生活ののち、2005年、山本憲明税理士事務所を設立。現在は、少人数で効率的な経営を行いたい経営者をサポートし、その経営者がお金、時間、(家族など)人との関係の全てにバランスが取れた楽しい経営が実現できるよう、実践と勉強に励んでいる。著書に『「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣』(明日香出版社)、『朝1時間勉強法』『朝1時間シートで人生を変える法』(中経出版)、『社長は会社を「大きく」するな!』(ダイヤモンド社)、『使える時間が倍増する!時間管理の鉄則』(マガジンハウス)など多数。
感想・レビュー・書評
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40代のビジネスパーソン向けの本。
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「逃げ切れない40代」に伝えたい新しい生き方として、30のヒントを示したとのこと。
例えば、それぞれ結論部分の抜粋ですが・・・
「自分で決めた限界を捨てる」
常に工夫しましょう。常に改善しましょう。常に新しい一歩を踏み出しましょう。その瞬間から、あなたの成長ははじまるのです。
「お金至上主義を捨てる」
お金よりも時間を大切にする。それは人生を豊かにするための第一歩なのです。
「自分でやった方が速いという考え方は捨てる」
自分の仕事はこれだけだ、この仕事をいちばん速く効率的にできるのは自分だけ、こんな次元で競い、仕事をためこむのは今日でもう終わりにしましょう。
この内容を素晴らしいと思った人だけ、読んでください。 -
40代過ぎたあたりの人が読む本かな?
アドバイスが的確に40代の人向け。ためにはなるかもしれないけど、ややずれてるなー?とアラフォーの私は思ったり。育児明けのお母さんとかお父さん向けかなー?
歳をとったらとにかく色々手放して、身も心もシンプルに!
っていうことらしい。
たしかに、ホントに何もかも手放したらホントの自由が待っている気はとてもとてもするんだけどねぇ。。。
何から手放せばいいのやら。何もかにものカニモが問題。 -
40代になったら、人生の残りの時間を意識し、不要なものは切り捨てることが必要。残業をしない、金銭感覚を磨きなおすなど、提案されている内容は具体的でわかりやすい。
働き方改革が叫ばれ、日本人の長時間労働もようやく少し変わる気配も感じるものの、我々に根付いた、長時間労働イコール善という観念を完全に帰ることは難しい。結局は、まず一人一人が、仕事だけでない自分の人生のあり方を身近なところから考え直すことから始めるしかないと思います。 -
表紙にも書いてある「40代にふさわしい働き方」と言う事で、捨てると言う内容でも、断捨離とは少し離れた仕事に纏わる捨て方をテーマに書かれている内容です。サラリーマンとして、40代は中堅のポジションとなり、公私とも何かと時間に追われるのではないでしょうか。そんな中、如何に自分の為の時間の確保をするには、ヒントとなりえる部分が見つかるのかもしれません。物理的な整理整頓ではなく、思考と習慣の整理整頓と言った方が合っている印象です。