- Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591154465
作品紹介・あらすじ
「将来のことをいたずらに思い煩わず、
今日すべきことを精一杯やりなさい。」
105歳の医師の原点とも言える1冊!
医療現場での経験と、自らの人生をまっとうする中で得た深い気づき。
人生の充実とは何かを問う珠玉の言葉たち。
医師として多くの患者と交流し、その最期を見届ける中で、身体的に健康であるというだけでなく、人生の充実とは何かを追い求めてきた日野原先生。現場に立ち続けたからこそ見えてきた真実と、自身が人生をまっとうする中で得た深い気づきからにじみ出る言葉に、私たちは勇気づけられ、こんなふうに歳を重ねられたらと願わずにはいられない。
〈目次〉
第一章 「最期の一瞬」を幸せに生きるために
第二章 あらゆる体験を通して人間は発達成長します
第三章 いつも自分の歳と勝負しているような気持ちで
第四章 人間は死ぬ生きものであるという宿命をもっている
感想・レビュー・書評
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39歳で渡米 毎日背が伸びる思い
アメリカ医学の良さ 日本に伝えたいという思い
オスラー医師への尊敬の気持ち
医師と看護師は特別な人種
あかの他人のこれらの人たちに、患者は2つとない命を任せている
身体を病んでいる人は心も病んでいる
医師は全人的に関わっていかなければならない
脳のリハビリテーション 認知症になりかけているときに、諦めない 宿題を出したり、会話をしたりするのが大切
人間が環境を作り、その中に運命が入ってくる
クリエイティブ リタイアメント
引退する前に、創造的に何かするような活動を見つけておくこと
ロールプレイで、死を考えさせる。死から生を考える。
サナ=ギリシア神話で死の意味
生や死を家庭に返す
小さな時から死についての教育を
父から教えられた3つのV
vision venture victory
ビジョンを描き果敢に挑戦することによって勝利への道が開かれる
実現に至るまでには長い歳月を要することも教えてくれた
患者中心のあるべき医療の姿
死について、本気で考えていなかった自分に気づいた。やるべきことは、目の前にあるのではないか。理想をもって、恐れず発信していかねば。
そして、明日死ぬと思って、1日1日全力で生きていこうと思った。
最初にあとがきを書かれた年月が、私の生まれた年の4月。勝手に縁を感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/718513 -
100歳を超えた現役のドクターで、その生き方には感銘を受けました。積極的に生きていき、高齢でも新しいことに挑戦し続ける姿には素晴らしいと思いました。
1日1日を大切に今を精いっぱい生きる、当たり前のことが大切なのだとこの本を通して、実感させられました。
人生の大先輩ですが、ズッシリとした重みではなく、味を何度も噛み締めて、スーッと伝わるような印象で、色々と考えさせられました。 -
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