英国幻視の少年たち5: ブラッド・オーヴァ・ウォーター (ポプラ文庫ピュアフル ふ 4-5)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591154984

作品紹介・あらすじ

ロンドンで「ゴーストの死神」をめぐる事件に巻き込まれて以来、報告局の上層部からも注目される存在となったカイ。エドから本部への引っ越しを提案され、一度ウィッツバリーに戻って検討することになった。ランスとの言い争い、つきまとう悪夢、タガート兄弟からの届け物、不審な訪問者――。さまざまなことを経てカイが出した答えとは?
番外短編「メイトランズの夏」を収録した、シリーズ第5弾!


<目次>
プロローグ
第1章 ウィッツバリーの日常
第2章 精霊に願いを
第3章 悪夢のあと
第4章 ホーム・スウィート・ホーム
エピローグ

メイトランズの夏
あとがき

カバーイラスト:ハルカゼ

感想・レビュー・書評

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  • ゴーストとの一件を経て、自身の今後について決断を迫られることになるカイ
    ウィッツバリーに戻って考えをまとめようとするも
    周囲の環境は刻々と変化していきーーー




    *****以下ネタバレあり*****

    なんかほんと、どれだけつれない態度を取られようと
    ランスに対して諦めないでくれてありがとうカイ!!と言いたい…
    普通に友達としてやりたいのに
    もどかしいなぁ笑

    今回カイは、ウィッツバリーに残るかロンドンへ移るかを選択しなきゃいけないわけだけど
    本当に苦渋だと思う
    ロンドンにいた頃は自分はスーがいなくて深刻なスーロスだった
    今度はウィッツバリーに戻ってもはんぺんがいない!!
    これまで作中に何度もカイの「癒しだ」が出てきていたけど
    今回は1度くらいかな?圧倒的に少ない
    よほど神経がまいっていたのだと思う
    早くスーに癒されてくれたらいい
    でも新しくまた癒しの小動物要素が追加されたので歓喜した
    一緒にいられる期間はとても短いけど…
    でもカイも言っているように、それが愛情の有無を左右させるわけではない
    ひゅんひゅん

    双子の精霊に水差しを渡してしまって、
    スーは邪険にされないんだろうか…それだけが心配…

    カイも適性検査を受けて
    自身の力やなんかが分かり始めてきたところだけど
    彼も土の魔法を使いこなしたり、いつかするんだろうか
    砂粒を投げつけて目くらましとかはすぐにやりそう←
    神社の人で土というのはやはりそれっぽい
    土地に根付くイメージだし

    もうワンクッションくらい置いてから、妖精の国奪還作戦なのかなぁ
    ちょっとラスト危うげだったし
    ターゲットが増えたりしたら大変そう…

    本当、今回も、イギリスの風景の中に入り込むことが出来た
    風景描写はもちろん、人物の言い回しとか
    そういう細部に至るまで
    いつまでも続いて欲しい作品…

  • フィンが可愛い。
    カイが料理をしてジャックがたくさん食べてくれたくだりが可愛すぎる。

  • カイの血がなくなるんじゃないかと思った。
    力を取り戻した土の精霊
    斧の傷
    シンシアのゆく先
    壺の行き先
    など多くのことが残った。

  • カイの心のグルグル、これってカイの成長だよね?!大切にしたいものや生きる理由が変わってきている証拠だよね?!と思いながら、1巻からここまですごーい人生変わってるなぁと改めて振り返りました。人生何が起こるかわからんな。

    (この巻だったか微妙だけど)はんぺんやスーが癒しっていってるカイが可愛い。その辺ほんとに素直だから、なんか萌える。わたしにはキミの心の声が聞こえているからな〜〜〜!

    相変わらず貪り食うように読んでます

  • ウィッツバリーに戻ってきた、やっぱり落ち着く。カイは全然落ち着けてないですけど。平穏が来るといいね……

  • 英国幻視の少年たち第5巻

    カイとランスのやりとりにニヤニヤ。もうふたりでずっと一緒にいればいいのに、と思ってしまう。

    次で終わってしまうなんて、寂しい。寂しすぎるので、アニメ化してほしい。そしてこの物語の世界にもう少し浸っていたい。それくらい好き。

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著者プロフィール

小説家

「2015年 『Dear(ディア)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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