戦国人物伝 立花宗茂 (日本の歴史 コミック版 68)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591161371

作品紹介・あらすじ

群雄割拠する戦国時代に、戦において一度も破られた事のない、生涯不敗の武将。豊臣秀吉が「西国無双」と称え、徳川家康が恐れたその武将こそが、立花宗茂。知る人ぞ知る九州の雄です。
九州6カ国を支配したキリシタン大名・大友宗麟に仕えた宗茂ですが、天下人となった豊臣秀吉が九州を平定すると、秀吉の直臣に取り立てられます。当時の宗茂は、まだ二十歳ほど。それでも、宗茂の武勇はすでに知れわたっていたのです。秀吉の命による朝鮮出兵でも獅子奮迅の働きをし、ますます名声を高めた宗茂。全国の大名が豊臣方(西軍)と徳川方(東軍)に分かれて戦った「天下分け目」の関ヶ原の合戦では、東西両陣営が宗茂を味方につけるべく躍起になりました。結果、西軍が敗北したこの合戦で、豊臣家への義理を重んじ西軍についた宗茂は、改易処分に。しかし、その武勇を知る徳川家康が、敵将であった宗茂に再び大名としての道をひらくのです。
戦国時代には様々な英雄・豪傑が登場しますが、宗茂ほど波乱に満ちた生涯をおくった武将も珍しいのではないでしょうか。本作では、そんな宗茂の生涯を、読みやすい漫画で鮮やかに描き出しました。歴史ファンにはおなじみの義父・立花道雪や妻・立花誾千代も、もちろん大活躍。歴史作家の加来耕三氏が企画・構成・監修を務めるこのシリーズ、本格的な時代考証に基づきながら、ドラマチックな物語が楽しめます。
巻末には、宗茂をよく知るための解説や豆知識、年表も収録。歴史学習の入門書としても、ぜひ手に取ってほしい一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • もう大好きです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

  • 全く知らなかったけどエピソードには事欠かない人

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著者プロフィール

加来耕三(かく・こうぞう)
歴史家・作家。1958年大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科卒。同大学文学部研究員を経て、著述活動に入る。『歴史研究』編集委員、中小企業大学校の講師などを務め、テレビ・ラジオ番組の監修・出演など多方面に活躍している。
主な著書に、『天才光秀と覇王信長』(さくら舎)『日本史に学ぶ一流の気くばり』(クロスメディア・パブリッシング)『歴史の失敗学』(日経BP)『紙幣の日本史』(KADOKAWA)『明治維新の理念をカタチにした 前島密の構想力』(つちや書店)『利休と戦国武将 十五人の「利休七哲」』(淡交社)『1868 明治が始まった年への旅』(時事通信社)『西郷隆盛100の言葉』(潮出版社)『坂本龍馬の正体』(講談社+α文庫)『日本史は「嫉妬」でほぼ説明がつく』(方丈社)『刀の日本史』(講談社現代新書)ほか多数。監修に、『橋本左内 時代を先取りした男』(扶桑社)『日本武術・武道大事典』(勉誠出版)などがある。

「2020年 『歴史に学ぶ自己再生の理論[新装版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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