おかあさん おめでとう (くまの子ウーフのおはなし 2)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 131
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591168226

作品紹介・あらすじ

好奇心の強いくまの子ウーフが日々の暮らしの中で出会う疑問をテーマにした「くまの子ウーフの童話集」(全3巻)は、ウーフが一生懸命考える姿を通じて生きることの本質と喜びを鮮やかに描き出し、ロングセラーとして世代をこえて愛読されてきました。
このウーフの物語を、小学校低学年の子どもたち向けて、親しみやすい幼年童話の形でお届けします。
各巻2話収録、オールカラーの挿絵で、初めての一人読みに最適です。

本書には「おかあさんおめでとう」と「お月さんはきつねがすき?」を収録

感想・レビュー・書評

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  • いつもウーフを見守るお母さん、お月さま。何が好きなんだろうと考え過ごすウーフがかわいい。

  • 神沢利子さん100歳のお誕生日をお祝いする展覧会が三鷹市芸術センターで開催中。先日、シークレットゲストでご本人がいらっしゃっておはなし会をしてくださると聞きつけて参加してきました。はじめにこの本を読んでくださり、2歳半の娘、それからお腹の子と一緒に行ったわたしは感動してぼろぼろ泣いてしまいました。自分の作品とはいえ、マイクなしで4、50人いる会場の中に響く声、ときおり「いい場面ですね」や「⚪︎⚪︎だったのね」なんて説明を優しく加えたり、くすくすっと笑ったり、ユーモアを交えたり。全く100歳とは思えない。予定より沢山読んでくださり、おはなしが2つと詩を2つ。それから最後におめでとうがいっぱいをみんなで読んで終わりました。わたしは珍しく悩んでいることがあったので、神沢さんのかっこいい姿をみてとても元気になりました。
    一生忘れたくない思い出として、この本を会場で買って帰りました。

  • ●角野栄子さん推薦
    「くまの子ウーフは、いつもいつも考える。「なぜ?」「どうして?」「知りたいな!」ウーフといっしょに歩いてみたら、「発見」「発見」「ふしぎ発見!」
    ウーフもわくわく、みんなもわくわく。ほら、世界がピカピカ光り出したよ。」

    「おかあさんおめでとう」
    「お月さんはきつねがすき?」を収録。
    絵本はカラーの挿絵がたっぷりで目が幸せ!

  • くまのこウーフが、ミツバチにおでこをさされたのがいたそうだった。お母さんが好きなものは取れなかったけど、代わりにお花をつんだら、お母さんがよろこんでくれたからよかつた!

  • モーリス・ミナリックの『こぐまのくまくん』に近い。クマは実際には怖いのに擬人化されるととぼけてくるのは不思議。

  • 図書館本。さいたま市図書館定番児童書リストから。本が好きな長女は選定本も私は手に取らないようなものも持ってくる(う○ちの本とか多い笑)。そこをさらに幅を広げていくことに今は注力している。伝記、歴史、昔話など。そして、本のプロが選んだオススメ本もチェックしていると親子で幅が広がっていく。

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著者プロフィール

神沢利子 1924年、福岡に生まれる。子ども時代を北海道樺太で過ごす。文化学院文学部卒業。童話作品に『ちびっこカムのぼうけん』(理論社)『くまの子ウーフ』(ポプラ社)『銀のほのおの国』『流れのほとり』(福音館書店・日本児童文芸家協会賞)『神沢利子コレクションI~V』(あかね書房・巌谷小波文芸賞)など、絵本に『たまごのあかちゃん』『おばあさんのすぷーん』『ぽとんぽとんはなんのおと』『おっとせいおんど』『いいことってどんなこと』『えぞまつ』(以上福音館書店)など多数の作品がある。東京在住。

「2022年 『てんのくぎをうちにいった はりっこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

神沢利子の作品

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