都道府県の持ちかた【増補版】 (ポプラ新書 は 10-1)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591171431

作品紹介・あらすじ

文庫化から10年近く経つにも関わらず、
小学生から高齢者までさまざまな層に支持されてきた
バカリズムの「都道府県の持ちかた」。

「都道府県を実際に持ったらどうなるか?」という奇想天外な発想で、
全47都道府県を網羅して完結!
しかも、各都道府県のマニアックなデータを新しく取り直しボリュームアップ。

文庫版には、これまで数多くの読者カードが寄せられました。
「地理が好きになった」という小学生、
「子供の地図アレルギーが治った」という母親、
「郷土史研究の役に立った」という高齢者など。

笑いながら、日本の地理を学べる、
まったく新しい地図帳として楽しめます。

「家族みんなで笑いながら読ませてもらっています」
(13歳・女子中学生)

「地理が苦手な僕にとっては、これほど日本の地理をスラスラ学べるものはないと思ってしまいました」
(17歳・男子高校生)

「人見知りの僕でも、かならず飲み会でウケます。しかも持ち歩きやすい」
(38歳・男性 会社員)

「爆笑脱力間違いなしの『地理学入門書』です。全国の小中学生と地理アレルギーのみなさん、バカリズムにだまされて是非!」
(33歳・女性 元中学校社会科教員)

感想・レビュー・書評

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  • 我が息子は、なぜか都道府県の形をよく覚えている。
    この本は持ち方を考えることで、都道府県の形を覚え易くしている。

    今までこれほどしっかりと都道府県の形を眺めたことはなかった。
    先ずは北海道、持ち方は予想通り。
    次の青森県の持ち方も「そうだよね」でした。
    その次の岩手県、これは意外と難しいぞと思っていたら、酷すぎる…。岩手の人が見たら怒られるよこれは。

    形を気にしたことがなかった岐阜や福井や三重は素直に「こんな形なんだ」とお勉強。
    岡山はもう少し横長だと思っていたが「丸い」とか、京都は随分と「縦長」で、山口はこんなに「横長」だったという発見もあった。

    基本2ページで示している持ち方ですが、和歌山県には何と10ページも割いているし、最後に埼玉県が登場する理由も謎。
    自身の出身地である福岡は大事に持ち上げているのに、岩手と和歌山には何か恨みでもあるのでしょうか?

    読んでいて「おっ!」と思ったのが、「北海道は東海道などにならって命名された」との説明。
    「東海道」って道(load)のイメージが強いですが、地域でもあるんだ。
    ならば「南海道」や「西海道」は?と疑問が湧き、調べてみたらありました。
    他に、東山道、北陸道、山陽道、山陰道がありました。

    地図を見るのは好きなのに、完全に理系の目線で見てましたね。
    最近は地政学にも興味があるので、歴史目線での地図の見方も鍛えねば。

    北海道の絵には北方4島も書かれていて、総面積に入っているの?と思ったけど、
    総人口には含まれていない気がするので、総面積にも含まれていなさそうだ。

    説明も「それを採り上げる?」感があるけど嘘はないのでためになった。
    大阪の面積「埋め立てによって香川を抜いた」は嘘でなく誤りでしょう。国土地理院の地形図が変更になった年に逆転しました。

    形と一緒に、接している都府県を知っていると何かの役に立つかも知れないと思う。
    都道府県ジグソーパズルがあれば、スイスイできそうだ。

  • 馬鹿馬鹿しくて笑える。
    けど、今まで考えたこともない視点でそれぞれの県の持ち方を提案されて、これなら今まで苦手だった地理も好きになれるかもと思った。
    持ち方だけじゃなくて正しい情報がきちんと書かれているのも高感度が高い。
    子ども用に一冊買おうかな。

  • 笑ったー。持ち方しか見てない。説明は読まなかった。中学受験する4年生なんか読んだらいいんじゃない?

  • 第82回アワヒニビブリオバトル「【復路】お正月だよ!ビブリオバトル2022」第21ゲームで紹介された本です。オンライン開催。
    2022.01.03

  • 10年前に発売された、元々の「都道府県の持ちかた」(の地理データを最新版に修正した本です。恐らく持ちかたや本編の内容は大きく変わっていないと思います。

    都道府県の形を細かく見ることは、日頃あまりないので新鮮で面白いです。
    地理の勉強にはならないかもしれませんが、興味を持つうえでの導入書としては最適だと思います。

    また、各県のクスッと笑える豆知識やランキングも紹介しており、結構楽しいです。

  • 全都道府県の持ち方がたっぷり見られて嬉しい。 出版が10年以上前のため、補足の地理情報は古いが、改めて全国をついでに勉強できてなお嬉しい。

  • バカバカしいの一言です。 でもなんとなく面白くてついつい最後まで読み切りました。 基本的には各県の情報を紹介して その後なぜか都道府県の形をしたものを持ったり投げたり色々したりと。 肩肘張らずにリラックスして呼んだらいいかと思います。

  • 何とも懐かしい。初めてバカリズムさんのギャグを見たのがこれでした。

  • 大好き!
    「持つとしたら、こう」というイラストのインパクトが、今でも色あせずに笑えて楽しい。バカリズムさん天才だと思う。
    声を出して笑ってしまう。
    元々の親本が発売されたのは10年前。
    その時にいた中学校でも、大人気だった本。
    それが、都道府県のデータを全面的に増補改正されて、新書版で復活。
    あとがきによると、地理が得意になるし、数学も得意に。
    冷え性も治るし、恋人もできるし、得意な地理が苦手科目になる人もいるらしい。
    とにかく、日本の素晴らしさを再認識するきっかけになると思う。

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著者プロフィール

バカリズム
本名、升野 英知(ますの ひでとも)。日本のお笑いタレント、ナレーター、俳優、脚本家、作詞家。元々はコンビだったが2005年に脱退し、現在『バカリズム』は升野ひとり。
幅広い分野で活躍しており、『架空升野日記』や『架空OL日記』といった書籍著作もある。

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