すしん (単行本 484)

  • ポプラ社
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本棚登録 : 517
感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (34ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591176801

作品紹介・あらすじ

このすしは、生き物なのか、乗り物なのか、食べ物なのか……? 
謎のすし達が絵本のなかを「すしーん」と駆け抜ける! 
不思議な「すし語」もくせになる、こどもたち爆笑のナンセンス×食べ物絵本です。

作者は『ぱんつさん』で第25回日本絵本賞、『ねこいる!』でMOE絵本屋さん大賞2022第5位などを受賞した、たなかひかるさん。
シュールな世界が多くの読者のこころを掴んでいます。

本作でも独特の世界観をお楽しみください。

感想・レビュー・書評

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  • とにかく躍動感がすごい!!

  • 絵本『すしん』たなかひかる

    すし、ん?
    「すし」じゃなくて『すしん』?
    『ん』って何?
    なんか、可愛い。
    ページをめくると、おすし達が
    やいのやいの、わいのわいのなんだか賑やかで
    可愛いことになっていて、ギャハハって笑った。
    文章を声に出して読んで、また笑って。
    可愛いおすし達にまた笑わせられて。
    2分とかからずにに読み終える絵本だけど、
    これだけ笑わせてほっこりした気持ちにさせてくれるなんて、最高です(*´꒳`*)

  • 作者創造の擬音後で表現されていて、言葉は出てこない。とてもシュールでいて、ちょっぴりホラー。4歳娘は最初に少し怖がったけれど、何だかんだで面白い様子。好きなお寿司のネタが登場するのもツボのよう。

  • 大好き。
    こういう想像力を掻き立てられる絵本。

  • 「ねこいる!」よりも、さらにパワーアップ!!

    動かないものが、こんなに衝撃的って?!
    こどもは大喜び、いやちょっと怖いかも(笑)

  • またまたたなかひかるさんの絵本を発見。これはおばけじゃないからおすもうさんはでてこなそうだぞ。

    「すしーん」という謎の言葉で全てを表現しているのだけど、ちゃんとストーリーが出来上がってるのがすごい。ヘリコプターすし(?)から足出てるじゃん、と思った次のページの衝撃、そしてさらにその次のページのすしたちの静かなたたずまい。納豆巻きが静かに糸引いてるのも地味にじわっとくるものがある(笑)
    すしたちの仲間感に思いがけなく胸が熱くなって「すしなのに!」と謎のツッコミをしてしまう。
    そしてオチ。これはあれだろうか、「すしじゃなくてピザが良かった~」って子供に言われたりしてしまうアレな感じのことだろうか?
    …などとナンセンスに突っこんでも意味ないだろうと思いつつもろもろ考えちゃいます。
    それを言ったらそもそもすしに車輪て…なんで?
    あ、しゃりーん(シャリ)か…(苦笑)

  • お笑い芸人たなかひかるさんのナンセンス絵本。
    シュールすぎていったい何歳に読んだらいいのかわかりません(笑)
    大人はお笑いネタとして楽しめます。

    すしに車輪がついて走るこの疾走感!
    襲いかかる太巻きの怪獣!

    顔もないおすしたちの表情が見えるかのように、場面の空気が伝わってきます。

  • 何だこれはと思いながら読んでいると、だんだん癖になってくるリズム。車輪のついた寿司達が駆け抜ける。どんどん訳がわからなくなって、でも笑ってしまった。

  • 6歳からおすすめ。
    気持ち悪さ、不気味さが作者の他の作品よりも度合いが強いかな。
    でも、面白いです。

  • 「す」「し」「ん」でほぼ構成されている絵本。絵がリアルでおいしそう。読み聞かせしたら、絶対子どもは喜ぶ!(読み方重要)

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著者プロフィール

お笑い芸人、ギャグ漫画家、絵本作家。
京都府出身。グレープカンパニー所属。
通常は「田中光」として活動し、絵本作家としての名義のみ「たなかひかる」となる。
漫画家としての代表作に『サラリーマン山崎シゲル』(ポニーキャニオン)、『私たち結婚しました』(小学館)、『つまねこ』(講談社)などがある。
著者初の絵本『ぱんつさん』(ポプラ社)で第25回日本絵本賞を受賞。弊社刊行の『おばけのかわをむいたら』は第10回静岡書店大賞、第15回MOE絵本屋さん大賞など数々の賞に入賞。
漫画連載の他、広告、テレビ番組とのタイアップなど活動は多岐に渡る。

「2023年 『しりながおばけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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