みつばの泉ちゃん (一般書)

著者 :
  • ポプラ社
3.52
  • (15)
  • (65)
  • (76)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 645
感想 : 60
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591177877

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ちょっとしんどいお話しも軽妙なセンスある掛け合いで軽やかに流れ、主人公を取り巻く人達との感じのいい距離感もこの作者の愛が感じられて、みんなお幸せに!と言いたくなる。

  • 郵便屋さんとの一件は えっ何この人… と引いてしまったが
    人間そんな善だけの人はいない
    その後の泉ちゃんの行動が いいなぁと思った
    自分をちゃんと持ってて 自分のダメな所も気づける
    泉ちゃんみたいな人 素敵だなぁ

  • 少し風変わりな泉ちゃん、思った事がすぐ言葉に出ちゃうけど、その正直さが泉ちゃんの良いところで愛される理由でもあると思う。
    郵便配達員さんの『人間て、多分優しくない相手に優しくはできないのです』という言葉に同感です。
    小野寺氏の前作で「みつばの郵便屋さん」ってあるみたいですが、郵便配達員さん同じ人なのかな?読んでみたいと思います。

  • こんな人生羨ましい。
    言いたいこと言う、
    傷付くこともあると思うけど、
    本当に大切な人には大切にされる。

    心配になる言動も多々あるけど、
    バックヤードで垣間見せた思考ができる人だから、
    きっと愛されるんだよなあ。

  • 身近にいたらきっと苦手…泉ちゃん。

  • まさか、みつばの郵便屋さんの泉ちゃんの話が読めるなんて...他の人のアナザーストーリーも読んでみたいです。

  • 泉ちゃんよりも他の人たちが魅力的で気になるなと思いながら読んでいたら、スピンオフだったとは。ぜひ元ネタも読んでみたい。

  • 泉ちゃんの考えた方が、明確。はっきりしている。みんな幸せで良かった。

  • みつば郵便局に登場する片岡泉のスピンオフ物語。

    ・一九九五年 明石弓乃 二十二歳
    ・一九九九年 米山綾瀬 十三歳
    ・二〇〇三年 柴原修太 十四歳
    ・二〇一一年 杉野大成 三十四歳
    ・二〇一二年 井田歌男 二十六歳
    ・二〇一六年 片岡泉 三十歳
    ・二〇一七年 木村泉 三十一歳
    ・二〇一八年 木村泉 三十二歳
    ・二〇一九年 木村泉 三十三歳

    前半は友人や知人からの片岡泉を語られている。自由で快活に育っていく、ちょっと憎めないキャラの泉が熟成されていく。

    結婚してからのエピソードにも触れられるのがうれしい。

  • 2日で読了。幼少期から成人になるまで泉ちゃんと関わった人を介して、泉ちゃんがどんな人物かが描かれていて、
    兎に角飽きさせない。思ったことをはっきり言うが、理にかなっていて、でも時には口が災いのもとになったりして清々しいし、人間的な魅力に溢れている。後半は泉ちゃん自身が自分の事を語っているが、前半の他者との関わりとの内容がそのまま重なってしまっている部分が、くどい感じになっていて惜しい。でもさすが、小野寺さんという感じで、人間らしさを描くのが秀逸です。 

全60件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

一九六八年千葉県生まれ。二〇〇八年『ROCKER』で第三回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞し同作で単行本デビュー。著書に「みつばの郵便屋さん」シリーズ、『ひと』『ミニシアターの六人』『レジデンス』『タクジョ!』『銀座に住むのはまだ早い』『君に光射す』などがある。

「2023年 『片見里荒川コネクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小野寺史宜の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×