覇王の後宮 天命の花嫁と百年の寵愛 (ポプラ文庫ピュアフル Pは 6-1)
- ポプラ社 (2023年4月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591177945
作品紹介・あらすじ
<内容紹介>
急死した烈国皇帝の葬儀に招かれざる客がやってきた。成国公主・史金麗――先帝の後宮に入るはずだった美しき花嫁は顔も知らない婚約者の棺にすがりついて泣き崩れる。その様子を新帝・元世龍は疑わしげに見ていた。占いによれば金麗は「愛した男に天下をもたらす伝説の瑞兆天女」だという。側近は亡き父帝に代わって彼女を娶れと言うが、世龍は気が進まない。一方、金麗には世龍に嫁がなければならない「理由」があって……。
<著者プロフィール>
「三千寵愛在一身」で2010年度ロマン大賞を受賞し、同作でデビュー。おもな著作に凱帝国を舞台にした中華寵愛史伝「後宮史華伝」シリーズ(集英社オレンジ文庫、コバルト文庫)のほか、「九天に鹿を殺す」(集英社オレンジ文庫)、「ユーレイギフト」(集英社オレンジ文庫、陽丘莉乃名義)、「耀帝後宮異史」シリーズ(小学館文庫)など
感想・レビュー・書評
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2人の恋の駆け引きに胸がキュンキュン
恋愛だけじゃなくて、後宮のドロドロもあって
やっぱり期待を裏切らない面白さ -
はるおか先生の中華後宮モノの文章の美しさには毎度痺れる
恋愛、帝位争い、他国間情勢、妃嬪の攻防もガッツリ盛り込まれて読者を飽きさせない展開で楽しく読了 -
婚姻のため烈国にやってきた金麗は国王急死のためその息子世龍に嫁ぐことに。瑞兆天女の化身である金麗を巡っての攻防などもあるが、惹かれ合いながらも反発する二人の恋愛物語。
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コバルト文庫と内容は変わらないのに、これポプラ文庫でいいんだ!と思った。変わらず面白かったです。勝気なお后さま、よい。