あなたが独りで倒れて困ること30 (一般書)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591179697

作品紹介・あらすじ

「自分は大丈夫!」の落とし穴 最後はみんな「おひとりさま」2025年には6世帯に1世帯が一人世帯になり、未婚も既婚も子なしも子ありもいつかは「おひとりさま」。そんな時代を平穏に生きるために、今から準備しておくことを丸ごと一冊に!「おひとりさまリスク」は老後の前にやってくる!あなたはどうする?著者の太田垣章子さんは司法書士の立場から、「人生100年時代における家族に頼らないおひとりさまの終活」を支援している。「尊厳信託」という見地から、頼るべき親族がいない高齢者のサポート事業をメインに活動中!そんな著者の現場での多くの経験から選び抜かれた30のリスクとその対策を一冊にまとめました。(目次より)第1章おひとりさまリスク 「お金の問題」case1自分が倒れたあとのお金のことなんか考えたことがありませんでした……。    case2認知症になってしまうと誰がお金の管理をするの?  case3自分の老後にいくらかかるか分からないからお金が使えないです……。第2章 おひとりさまリスク 「住まいの問題」case8高齢になると賃貸物件を借りられないというのは本当ですか? case9高齢者の一人暮らしはゴミ屋敷になりがちと聞きましたが……。case10退職金を見込んでの家のローン。完済できるか不安です……。第3章おひとりさまリスク 「健康の問題」case16一人暮らしで、自宅で倒れた時のことを考えると恐ろしくなります。case17自分の介護認定なんてまだまだ先のことのようで何も考えられません……。case18よく見かける介護保険。入っておけば安心ですか?第4章おひとりさまリスク 「家族の問題」case23「身元保証人」って連帯保証人と同じようなものだと思っていました……。case24自分で棺に入れないのは知っています。「死後事務委任契約」とはどんなものですか?case25自分がどこの墓に入るかも考えたことがありませんが……。

感想・レビュー・書評

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  • とても参考になる内容でした。
    最後はひとりです。そのケースから様々な想定を繰り広げ、偏りのない手続きや自分への自問をするようにと案内してくださいます。

    知っているものはより広く考えるきっかけに、知らなかったことは助けになることでしょう。
    なにより考えたのは、最後はひとりであるということ、自分の意思と出来得ることを考えるきっかけになりました。

  • 夫の死後「5000万円」を相続した70代女性が大後悔した「自宅売却」の落とし穴…老後は「やってはいけない」(太田垣 章子) | 現代ビジネス | 講談社(2024.01.12)
    https://gendai.media/articles/-/119232

    Ayako Ohtagaki Official Web Site – 太田垣 章子ブログ:家主さんの訴訟代理人=賃貸トラブル解決のパイオニア
    https://ohtagaki.jp/

    あなたが独りで倒れて困ること30|一般書|実用|本を探す|ポプラ社
    https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008439.html
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    (awamochi3さん)あわもちさんの本棚から

  • 大変に実用的。特定のところには誘導しないのね。なかなか死ぬまでも自分でもどうにかできない期間があることは忘れがち。子ども3人いたら頼めることも一人に頼むとなったらえらいことだというのはよくわかる。さてさてそれだけの予算があるかは考えないとならん。

  • 『きみのお金は誰のため』(著:田内学)が思いのほか読みが捗らないので、気分転換に積読本になっていたこちらを読んでみました。(読破していない状態で別の本を読むのは好みじゃないんですよね)
    正直、今の自分に200頁超の活字本は怯んでしまうのですが、本書は意外とすんなり読めて、2日で読了。
    サブタイトルに「1億「総おひとりさま時代」を生き抜くヒント」とありますが、全体を通してほぼ現状の脅しに終始していて、ヒントは殆どない印象です。各caseに対してのまとめが「考えよう!」とか、「託そう!」とかばっかで、じゃあ具体的にどうすれば良いの…と。まぁ、「明日は明日の風が吹く」人に危機感を植え付けるのには良いかもしれませんが。
    例えば、case21やcase23で身元保証会社について触れられているけど、その業者の見分け方までは触れられてません。case6の公正証書遺言や、case12やcase18やcase24の死後事務委任契約も同様です。(死後事務委任契約は、case24で多少詳しくなっている)
    逆に、case14やcase16で紹介されている見守りサービスは言葉は知っていましたが、認識が違っていたようです。アラートはサービス会社が受けてくれるのかと思っていたのですが、そうではないなら意味がないかなと。
    気になったのが、case19で身元保証人は入院でも必要と言っているけど、これは医師法に抵触するのでは?まぁ、そう突っぱねられるのも軽微な入院に限られるのかも知れませんが…。
    ってのを考えると、「独りで倒れて困ること」に対する究極の対策は、「終活をサポートしている自治体に引っ越す」ことなんでしょうかね。愛知だったかどこかの自治体で、前金払うと死後まで対応してくれるってのがあった気がします。というかそういう自治体増えてもいいのに…。
    しかし本書の著者は司法書士のようですが、家系図調べたりする司法書士もいたりするし、仕事の内容がよく分からないですね…。

  • どんなに元気でも人はいつか死にコロリと死ねる人は少ない。よって数々の準備が必要であると感じさせる良書

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