羽海野チカさんの3月のライオンスピンオフです!
2巻目です!
主人公は3月のライオンで将棋連盟の会長だっけ?
の、
神宮寺崇徳さんの若いころの話しな。
つか、
朔ちゃんが弱弱しいけど、
3月のライオンじゃ、
かなり強かったけどこっちもエピソード用意されてるのかしらね?
気になるね!
草食系の時代の主人公「桐山零」の宿敵は、
同じく草食系の「宗谷冬司」ですが、
この昭和の熱い時代の主人公「神宮寺崇徳」さんは肉食系!
もちろん、
宿敵は同じく肉食系の「田中七郎」です!
芸者遊びが大好きな44歳!
久し振りに再開したみたいですね、
「田中七郎」と「神宮寺崇徳」は。
で、
挨拶でも交わすのかと思いきや、
お前誰だ?
つか、
自分より弱い棋士のことなんか覚えててどーすんだよ!
と、
「神宮寺崇徳」をすっかり忘れちまってる「田中七郎」名人。
過去に何があったのかと思えば、
3年前の名人戦。
強気の「神宮寺崇徳」は、
負けたら死んでやる!
と、
抜かし、
上座に座って咥え煙草でもてなす始末。。。
アカンやつやなぁ。。。
で、
ぼろ負けですよ、完敗!
4連続ストレート負けだけならまだいいよ、
自己否定した捨て身のバカ作戦を見抜かれ、
棋力どうこうではなく、
博打のレベルに落としたブタの悪手だって散々こき下ろされての惨敗。
で、
銃剣を持ってきた名人、
死んで見せろって凄んでみせたら、
「神宮寺崇徳」は泣いて媚びて謝って土下座ですかぁ。。。
昭和の匂いやなぁ。。。
そんな名人を支えてるもの。
それは、
麦飯に味噌のおにぎりですかね。
七郎は、
読んで字のごとく7番目の農家の息子。
でも、
眼が悪く小さいなりゆえ残念な扱いを受ける。
母がいつも助けてくれて、
眼鏡をいただいたり、
麦飯に味噌のおにぎりをくれたり、
将棋に目覚めた七郎を東京に送り出してくれたのも母でした。
でも、
戦争よねぇ。。。
地獄を見たから、
生き残ったから、
将棋があったから、
七郎は、
名人に成ったんですよ。
本物の命のやり取りをしたもの、
弱いわけがない。
本当、
草食系で申し訳ない。
でも、
一度「田中七郎」名人に殺された、
「神宮寺崇徳」は、
強くなって帰ってくるんじゃないか?
あれから3年、
将棋をまた指してますから!
でも、
そんなにトラウマは解消されないし、
そんなにすぐに強くなれたらみんな名人になっちゃうよ。
どうやって、
強くなっていってくれるのか楽しみですね!