王道の狗 4 (ジェッツコミックス)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 33
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592142249

感想・レビュー・書評

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  • 王道と覇道。
    2人の主人公に託してかいていったこの物語は、わかりやすかったのか!!
    ちょっと、そのところは、びっくりしました。

    あざといほど単純をしてすら、こうなんですねぇ。時代そのものが、お話をいっぱいはらみすぎているようです。

    でも、その大きな物語のうねりと、小さな物語を上手にあわせることができると、けっこうおもしろい作品ができそうな気がします。

    わたしは、どっちかというと、「虹色のトロッキー」の方が、そういう部分は、よくできていたと思います。時代の雰囲気というか、気分がつたわってきた気がします。

    「日露戦争物語」は、ちょっと、小さな話がないがしろにされすぎています。というか、へんな小さなエピソードの羅列になってい感じがします。

    この辺のバランス感覚は、難しいです。

著者プロフィール

1947年北海道生まれ。66年弘前大学入学、学生運動の結果、除籍。上京後、アニメーターとなり「機動戦士ガンダム」「巨神ゴーグ」を生み出し、のちに漫画家に転身。
作品『アリオン』『クルドの星』『ナムジ 大國主』『虹色のトロツキー』『王道の狗』『天の血脈』『ヤマトタケル』『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』ほか
著作『原点THE ORIGIN』(岩波書店)ほか。

「2018年 『革命とサブカル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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