- Amazon.co.jp ・マンガ (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592162773
作品紹介・あらすじ
心の距離が徐々に近づく家茂と和宮。しかし幕府は依然、荒波の中。攘夷決行のために上洛を余儀なくされる家茂だが…!?
2019年8月刊
感想・レビュー・書評
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stay home の暇に任せて1巻から再度(再再再、、、再度w)一気読み。
よしながふみによる壮大な歴史絵巻。連載十数年!
史実との妙な符合に感心することしきり。大奥の終焉まであと少しかと思うとちょっと残念な気もする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
和宮が徐々に家茂や天璋院と打ち解けていく。
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家茂と和宮の関係が貴い…尊い
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ついに今出てる巻まで読み終わってしまった。家茂だったか、没時録を読んで、将軍それぞれ、悲しみと幸せがあったんじゃないかと考え、自身も前向きに人生を歩んでいたのが印象的。島津家からの側室が段々と徳川の人間になっていき、17巻の終わりの計画が衝撃的。次の巻の発売まで1年くらい開くのが待ち遠しい。徳川の歴史に関わる出来事がうる覚えで、読み飛ばしがちな部分があるのが残念だけど、学び直しの暇があったら日本史の教科書で確認してみたい。
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読了:2020/1/3
今回も読み応えたっぷりで期待を裏切らないなぁ…よしながさんはすげぇ…。
もう、歴史を知ってるからというのに加えて、表紙や中表紙カラーの家茂と和宮の笑顔が、アンハッピーエンドを予想させるのが辛いなぁ…。
和宮の母の自覚なき残酷さと、和宮に一条の救いを差し伸べる家茂との対比は、ベタだけどやはり心が揺さぶられる。 -
家茂と和宮との新しい形。
怒涛の幕末の世であっても、二人は固い絆で結ばれていることに感動する。 -
降嫁してきた和宮は偽物だった。
「大奥」ちょいちょい、とんでもなくすごい人物が出てくる。
で、家茂。
彼女の懐の深さ、聡明さ、決断力。
どれもがすごすぎて、切ない。
そう。
安寧とした世の中であれば、彼女のそういう力は発揮されなかっただろう。というか、その必要もなかった。
だが、幕末の動乱が、彼女の力を無理矢理最大限に出させる。
それが切なくなくて、なんというのであろう。
そんな中、和宮が心開いて、そして自立していくのがほほえましい。
人間、肯定されることがなければ、自立はできないのだ。
時代は確実に、明治にむかっていっているのだけど、どう着地するのだろう。
目が離せない。 -
よしなが先生のインタビューにもあったように、家族の在り方は色々で、仕方ないこともある。でもそれをどうとらえるかは本人次第である。家茂と和宮の養子に関するセリフのひとつひとつがとても深い。
新しい家族の形を提示した。 -
和宮が思ったよりいいキャラしてて泣ける…
夫婦じゃないけど子供を持つ。血ではない真の絆。平たく言っちゃえば同性カップルが養子を持つ的な家茂と和宮。いやカップルですらなくても子供を持っていいのかも。
今回も最先端な考え方を取り入れてくるとこがさすがよしなが先生です。